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かえるくん総合研究所

意識高いやつ。いるよね。好青年。いるよね。でも、全員がそんなじゃ気持ち悪くない?と思いながら、秒速で駄目な日々をおくってみる!!

広告コピー&デザイン&エンブレム論  ~やっぱり糸井重里と佐藤可士和ってすごいわー!!~佐野研二郎問題で改めて考える広告界の巨人~

ビジネススキル

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広告コピーのありかた

広告コピーはもちろんフィクションである。そこには特定企業の一定の企業活動目的が存在しており、「この商品買ってね!」っていうメッセージをいかにオブラートに包みながら伝えるかの技法である。

 

そういう意味でいうと「都合の良い邪魔な情報」かもしれない企業メッセージを生活者を楽しませたり、ウキウキさせたりしながら伝える技法こそが広告コピーともいえる。

 

だけど、そこには最低限のルールがある。

 

嘘でもいいから生活者を楽しませろ!!

 

リアルなコピーは難しいけど、

最低限のリアリティは担保しろ!

 

どうせプロレスをするなら、リアルファイト以上の付加価値のある試合をしろ、ってこと。

 

こういうのが最低の部類の広告だよ!

三菱地所を見に行こう!


桜庭ななみ(Nanami Sakuraba)|三菱地所を、見に行こう。 グローバル(ロンドン ...

 

だって・・・友達と海外旅行に来て・・・・バッキンガム宮殿へのお誘いを断って・・・「三菱地所を見に行こう!」・・・・・え?????頭おかしいの????

 

そんなリアリティの無い表現が許されるのかよ。どこにそんなティーンエイジャーがいるんだよ。企業の回し者かよ!(まあ、回し者なんだけどな。。。)

 

こういうことしてるから、「広告ってダサい!」って言われちゃうんだよな。僕も広告屋なんで自戒を込めてのメッセージなんだけど。

 

広告コピーの極北

そういう意味でいうと、イメージ広告系の広告コピーは死んだのかもしれない。糸井さんの凄すぎるコピーと共に。

 

ほしいものが、ほしいわ。

 

有名な西武百貨店のコピーだね。ここには現代人の苦悩が込められてる。欲しいと欲する自身が消失している。僕の欲望は君の欲望で君の欲望は僕の欲望。僕の欲望と君の欲望が代替可能なら僕という存在は何なのだろう。

 

広告コピーとしてもはや機能していないこのコピーと共にイメージ広告のコピーは死んだのかもしれない。

 

新たな上場企業の定義&コピーワークに糸井さんが挑戦!!

糸井さんの第2ステージ「ほぼ日」。糸井さんの凄いところは、広告出身でありながら「広告収益」を捨てたところ。そしてマネタイズの手法は当時、ノープランであったこと!!

「ほぼ、上場します」糸井重里の資本論―週刊東洋経済eビジネス新書No.115

人が集まる場所され作れば自動販売機を置くだけで仕事になる!」ってのが、当時の糸井さんが想定していたビジネスモデル。その「自動販売機」が「手帳」に代表される物販ビジネスモデルに昇華したんだよね。

 

そんな糸井さんの第3ステージである株式上場チャレンジに注目です!!

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これから面白いのはダイレクト広告系のコピー

やっぱりマジメな通販会社から魑魅魍魎の情報商材も含めたダイレクトレスポンス系のコピーがこれからは面白いよね。

秒速で1億円稼ぐ条件

僕は与沢翼に台注目してたんだけど、秒速でシンガポールに逃亡して悲しいのだよ。。。

 

つづきは下記URLより

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60分間・企業ダントツ化プロジェクト

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備考:オリンピックロゴを巡る佐野さん問題

サントリーの件は議論を切り分けようよ。なぜかデザインの素人までがあのロゴの悪い点をそれっぽく語ってますが、お前の顔の方がデキが悪いパクリじゃね?

佐野研二郎のWORKSHOP

あのロゴ、すごく良いよ。「とくかく何か言いたい!」って素人たち。。。「あのロゴ良いじゃん!」って気軽にいえない同調圧力が気持ち悪いんだよね。

 

でもさすがナガオカケンメイ。ばしっと言ってくれたね!

 (※削除されちゃったのかな???)(※このタイミングから同業者がバッシング側に回ったよね)

◎中島英樹氏の手のひら返し事件

matome.naver.jp

(※中島さんは僕も尊敬するデザイナー。中島さんを揶揄する意図はありません。)

 

佐野さんに問題は「広告問題」ではなく「広報問題」!

僕はオリンピック・ロゴは擁護派。マジで「バカで暇な」ネット住民、いいかげんにしてくれよ!!と言いたい。

 

でも佐野さんも脇が甘すぎた。なんで奥さんに雑な広報対応させちゃったのかな??リスク対策系のPR会社をかますべきだった。

 

佐野さんの奥さんの杜撰な広報対応で一気に苦しくなった。。。。「社員が夏休みだからお答えできません!」って。。。それ、お前らの都合だろ!って。。。。

blogos.com

 

佐藤可士和氏がすごいのって広報力だよ!

 その対極が佐藤可士和さんでしょ。彼のすごさってPRの力をうまく使ってること。デザインそのものの良さもあるだろうけど、そのバリューって、PRでの拡散力とメディアの使い方。「佐藤可士和プロデュース」ってアイコンが世の中をかけめぐるスキームを確立してるよね。

 

佐藤可士和に発注すると、もれなくPR効果&パブリシティ効果がセットで付いてくる。このバリューでしょ!!いみじくも広報は可士和さんの奥さん。佐藤悦子氏。佐野さんの奥さんとのみごとなコントラスト!!

今できることを全力で! 佐藤悦子の幸せ習慣

 

男とは奥さんの器量で決まるのだね。。。

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

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佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか? (宣伝会議)

佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか? (宣伝会議)

 

 

佐野さんにも問題あるけど、ネット民はなんでそれほど叩くの?

「WEB進化論」が発売されたころのネットの未来ってピカピカに輝いてた。でもそれは幻想だった。ネットは「バカと暇人」のものだったから。

ウェブはバカと暇人のもの?現場からのネット敗北宣言? (光文社新書)

マジで人のアラを探して、足を引っ張るその執念、もっと生産的なものに使えって。。。

 

で、ネットを流通している扇(おうぎ)のロゴ案。。。。

◎扇をモチーフにした五輪ロゴが絶賛の嵐???

blog.livedoor.jp

ポピュラリズムで大衆迎合的で具象的すぎて全く良いデザインじゃない!!素人受けは抜群だけど、ロゴとしての純度が低い。駄作。

 

佐野さんにも問題はあった。でも才能あるクリエイターをネット民が抹殺する権利ってあるの???お前ら、どんだけ上から目線なの???

 

佐野さんの人格否定とか国籍の話とか、そういう祭りやめようよ!

佐野さん問題。擁護派の僕も苦しくなってる。あの合成図。なぜパーサーにパースの作成を頼まなかったんだろ。。

 

パースなんて今、激安なのに。。コピペする方が手間な気が。。。・・・とはいえ、安全な場所から人を叩いて溜飲を下げるネット民。お前らの方が気持ち悪いからな。正当は批判はいいけど、人格否定とか国籍の話とか最低だろ!

 

広告業界がピンチの今だからこそ、糸井さんの発言に勇気をもらおう!

広告業界が叩かれている。村社会だ!利権構造だ!今回の事件で広告業界が反省すべき点は当然ある。

 

でも僕たち広告屋はそれもで自分たちの仕事にプライドを持って望むべきなんだ。「広告屋なんて虚業」って言われても、自分自身の仕事には誇りを持つべきだ。なので僕は糸井さんの言葉に改めて勇気をもらおう。

 

ぼくのやってきたコピータイターという仕事を世間の人は「うまい文句を考える人」と誤解しがちだ。

しかし、ぼくはコピーライターという職業をそんなふうに考えていない。

「おいしい生活」「不思議、大好き」などのコピーだけでなく、沢田研二の「TOKIO」などの作詞も、NHK教育テレビでやっていた「YOU」の司会役も、また『家族解散』(新潮社)という小説執筆も、あるいは商品開発や企業戦略に関わる仕事も、徳川の埋蔵金探しも、全てコピーライターとしてやってきたことだ。

 

つまり、アイデアを出して言葉にしていくこと。そして、それを活かす方法を考えること。

そういう全てのことがコピーライターの仕事だと思っている。

野球で守備位置からちょっと外れた打球を取ろうとしない野手は、エラーという記録がつかない。でも、守備範囲の外側まで飛びついて取るから、投手の自責点も減らせるし、ゲームにも勝つ。

「コピーライターはなんでもできるんだ」と、ぼくは言い張って仕事をしてきた。

(出典:ほぼ日イトイ新聞の本/糸井重里)

 

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

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 「コピーライターはなんでもできるんだ!」と糸井さんは言った。そう、広告の可能性はまだまだ大きいんだ。そう自分に言い聞かせて、さてさて企画書でも書こうか。あと20ページ。。。。

【おわり】

 

追記:糸井さんの最大の発明は「みうらじゅん」だった?

糸井さんは様々なものを生み出した。それは「ほぼ日」で昇華されたように思えた。でも糸井重里の最大の発明は「みうらじゅん」を育てたことだ。

いやげ物 (ちくま文庫)

みうらじゅん氏が糸井さんの弟子(※糸井さんの事務所に無名時代に入り浸っていた)だったことを僕は知らなかった。独自の糸井スパイスという帝王学があったから、みうらじゅんワールドは生まれたんだ!!糸井さんはサブカル界のゴッドでもある。

◎糸井さんとみうらじゅんの対談の模様

ほぼ日刊イトイ新聞-糸井とみうらの長い年月。

 

追記:広告社会の村社会に自浄作用はないのか?

エンブレム問題はいみじくも広告業界の閉鎖性を浮き彫りにしてしまった。そして広告の世界には自浄作用はないようだ。僕は広告の仕事に誇りを持っている。でもこれじゃ。。。。。優秀な若者は広告の世界に入ってこないよね。業界は縮小均衡するだろう。

◎東京コピーライターズクラブは、そろそろ解散すべきだと思う。

copywriterseyes.hatenablog.jp

 

追記:キングコング西野さんのロゴは駄作だよ!!

 まだまだ紛糾する五輪エンブレム問題。一般公募になったよね。キングコングの西野氏がロゴを発表。絶賛のニュースが流れているね。

◎キングコング西野氏のエンブレム提案

www.huffingtonpost.jp

作品を発表するのは自由だ。一般公募というプロセスを国が採用したのだから。でも「これが絶賛????お前ら、アホなの???」と言いたい。

 

まさに素人の作品だ。具象的すぎる。ロゴとは抽象度(純度)を研ぎ澄ますプロセスが必要だ。僕は西野氏を責めているわけではない。駄作を発表する権利は誰にでもある。それが一般公募だ。

 

僕が問題視しているのは、これを絶賛する輩(やから)だ。は???お前らには美的センスというものが無いのか???頭わるいの????

 

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