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かえるくん総合研究所

意識高いやつ。いるよね。好青年。いるよね。でも、全員がそんなじゃ気持ち悪くない?と思いながら、秒速で駄目な日々をおくってみる!!

【本物の「レッドクロス~女たちの赤紙」】 祖母の上書き保存と祖父の別名保存!

家族&子供のこと

人びとはなぜ満州へ渡ったのか―長野県の社会運動と移民 (金沢大学人間社会研究叢書)

満州をめぐる冒険

村上春樹の「羊をめぐる冒険」が

初期三部作の名作であるように、

僕の「実録・レッドクロス~女達の赤紙」も

三部作で締めてみようかと思うんだ。

(酔っ払ってるから!!)

 

処女作:満州再訪記:祖父の驚くべき発言とは!

満州に日本兵としてわたった祖父。

従軍看護婦として満州に赴いた祖母。

2人は満州で出会い、結婚した。

約2年にわたり新婚生活を

満州の地で過ごし、

僕の母は満州で生まれた。

 

その祖父の40年ぶりの

満州再訪記がこちら。

満州を再訪した祖父の

驚くべき発言とは????

 

www.moneynanpa.jp

 

そこには村上春樹の処女作を

決して全く超えない物語が

存在したんだ。。。(汗)

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

 

 

 

第二作:祖父と祖母が遺してくれたものとは

二人が満州の地で築きあげたものは

日本の敗戦とともに吹き飛んだ。

命からがら日本への帰国した二人。

そんな二人が僕に遺してくれたものとは・・・

 

www.moneynanpa.jp

 

村上春樹の第二作である

「1973年のピンボール」を

全く超えないスケールでお送りする第2作。

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

 

 

 

最終章:男はロマンにすがり、女は冷徹に現実を見つめる。

僕の祖父は帰国後、

茨城で専業農家として人生を全うした。

祖父にとって満州での体験は

人生のクライマックスだったはずだ。

 

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安い焼酎で酔いながら

幼い僕に毎日のように

満州での思い出を語ってくれた。

 

そう。

祖父は満州の思い出を「別名保存」して、

いつまでもそのロマンに浸っていたかったんだ。

僕はそれを否定するものではない。

男とはそういう生き物だ。

 

祖母は対象的に当時のことを

全くといっていいほど語らなかった。

従軍看護婦だった彼女は

日本に帰国してからも看護婦の職についていた。

 

別に祖母が満州での思い出に

悪い印象を持っていたわけではないと思う。

彼女は思い出を「上書き保存」して

現実を見つめていたんだと思う。

 

ロマンを巡る冒険

映画「タイタニック」も同じだよね。

ヒロインは生き延び、

そしてあの日の事件を心の奥に封印して

バイタリティ溢れる人生を歩んだ。

タイタニック [DVD]

あれ、逆にレオ様だけが生き残って

ヒロインが海に沈んでみたら・・・・

確実にレオ様はアル中とかになりながら、

タイタニック号での栄光と悲劇を

場末のバーガーショップで語ってたろ。

誰も相手にされない状況で。

 

思い出を別名保存する、

男のロマンチストっぷりも否定するものではない。

でも、女の人のリアリストっぷりってすごいよね。

羊をめぐる冒険 (上) (講談社文庫)

 

 

祖母への感謝の言葉

祖母は当時のことを語らなかった。

そして看護婦として

夜勤明けに帰ってくると

いつもカブトムシを僕のおみやげ持ってきてくれた。

 

病院の白熱灯の下に

カブトムシが毎晩集まるからだ。

 

僕は祖母の帰りを待つというより、

カブトムシを待っていた。

 

おばあちゃん、

カブトムシを毎日もってきてくれて

ありがとう。

 

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