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かえるくん総合研究所

意識高いやつ。いるよね。好青年。いるよね。でも、全員がそんなじゃ気持ち悪くない?と思いながら、秒速で駄目な日々をおくってみる!!

経営学者メイヨーの『人間関係論』を駆使して不良社員を居酒屋で更正させてみる!

マーケティング&経営学 コミュニケーション術 書評

半グレ

年末は色々な大掃除が必要だ!

さて2015年も暮れていく。僕は会社の「大掃除」に取りかかった。大掃除とはいえ、資料の整理や雑巾がけではない。「会社の問題」を掃除しなくちゃならないんだ。会社は問題が山積みだ。その状況を説明すると2万字くらい必要なのでレトリックで説明しよう。どのくらい危機的な状況かというと・・・

応仁の乱くらいひどい状況なんだ!!

応仁の乱

応仁の乱(おうにんのらん)は、室町時代の応仁元年(1467年)に発生し、文明9年(1477年)までの約10年間にわたって継続した内乱。

 問題点が山積みすぎる。まずは同じ営業部署の不良社員・森田君(仮称)を切り崩し、そこから一点突破・全面展開のプランを画策した。

戦争論〈上〉 (中公文庫)

森田君を更正するためにすべきこと。僕は脳内にインプットされている世の東西のあらゆる経営理論や組織論、軍事理論やマーケティング理論を引っ張り出し熟考を重ねた。そして出た処方箋は・・・・

居酒屋で雑談すること!!

 

雑談のパワーは経営学的&科学的に100年前に証明されている!

1920年代に活躍したエルトン・メイヨー先生。この時代の工場は地獄のような空間だった。暗黒空間。搾取することだけしか頭にない資本家。作業マニュアルもなければ労働者を守る法律もない時代。そんな時代にメイヨー先生はすごい実験をした。それは「ホーソン実験」として歴史に刻まれている。

科学的管理法の諸原理

◎ホーソン実験とは

生産性の向上には何が有効か?」に関する実験だ。従業員1000人から6人選んで組み立て効率を調査した。どんな労働条件が生産性の向上に寄与するかって。

 

■(実験項目の一例)

◎賃金の変化

◎休憩時間の変化

◎軽食の変化

◎部屋の温度等の環境の変化

 

部屋の照明を明るくしてみると・・・

生産性が上がった!!

そうか、快適な環境こそが生産性向上の鍵だ!!

みんながそう思った。

 

でも逆に部屋の照明を暗くしてみると・・・

また生産性が上がった!!

 

メイヨー先生は困り、

◎賃金を上げたり下げたり。。。。

◎休憩を入れたい入れなかったり。。。

◎部屋の温度や湿度を上げたり下げたりしたんだけど・・・・・

条件が変わる度に生産性は上がり続けた!!

 

何をしても生産性があがってる?・・・ってゆーか、何を導入するかって議論ではない???ここから何が導かれるのか?

要は他者から感心を持たれている状態なんで「変数(労働条件の可変)」は全く関係なかったってこと。工員のプライドや連帯感は全てに打ち勝ったってこと。

ポイントは「従業員1000人から選ばれた6人!」って時点で被験者のココロのスイッチがオンになっていたこと。

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人は人に関心をもって(ケアして)もらいたい生き物なんだ。「君に感心があるよ!」「ちゃんと見てるよ!」って無言のメッセージを受け取ることで人は最高のパフォーマンスを発揮できるのだろう。

余談:「雑談が最強!」ってのもメイヨー先生が証明したんだよ

この実験には続編がある。メイヨー先生はそれでも納得がいかなかったらしいんだよね。やっぱり科学的アプローチで解を見い出すのが学者の性(さが)だから。メイヨー先生は従業員2万人に定性的なインタビュー調査をしたんだ。でも当時は秀逸なアンケート回収システムなんてない。そこからは全く合理的なレポートなんて作れなかった。レポートは「結局、よく分りませんでしたー!!」ってものだったんだ。

 

やばい!「クライアント(工場の資本家)に怒られる!」ってメイヨー先生も思っただろうけど、なんと工場の生産性は更なる向上を果たしたんだ。

インタビュー(面接)をしただけで(内容にかかわらず)、生産性が向上した。つまり・・・

雑談をしたことで!!!!

・・・勝手に従業員が現状の課題を発見し、職場環境を良くしてしまったんだよ。

 

■参考文献

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

 

 

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 メイヨー先生の教えを基に不良社員・森田君と飲んでみよう!

僕は池袋の居酒屋で森田君と対峙した。不平不満を募らせ、ネガティブな言葉とオーラを社内に振りまく森田君。僕は彼を「みなし子」って隠語で呼んでたりもする。彼の毒をお酒と共に全て吐き出させよう。

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森田君:社内の体制が・・・・・

僕:ウーロンハイを飲む・・・

森田君:営業戦略が皆無なのが・・・

僕:ホッケをつまむ・・・

森田君:賃金体系が・・・・

僕:刺身をつまむ・・・

 

森田君の毒を吐き出させる。まあこの辺でいいだろう。彼に責任の一旦があるものも多々あるし、会社側が改善しなくてはならない点も多々ある。それに今日は明確な答えを出す場じゃない。「彼の不満を聞きまくる!」って行為そのものが重要なんだから。

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彼に毒を吐かせた。僕は「雑談をさせまくる!」という本日のタスクを完了した。あのネガティブ社員の森田君も前向きに仕事に取り組んでくれることを約束してくれた。

なら、2軒目で見せてやろう。僕の営業マンとしての実力を!

二次会は池袋のHUB(ハブ)で!

僕たちはHUBへ向った。僕は後輩である森田君に僕の営業パフォーマンスを披露しなければならない。森田君もHUB好きなので自然な流れでHUBへ向った。僕はHUBの記事も書いていたりはするが、最近は「昼の営業」「社内の営業/根回し」「奥さんへの営業」が忙しすぎ、実はHUBも久しぶりだし、女の子への営業も疎かになっていたんだ。僕は一抹の不安を抱えHUBに向った。

 

(過去のHUBの記事はこちらから)

www.moneynanpa.jp

 

まあ、いいや。いつものノリで行こうか。程よい2人組がいたんで声がけしてみる。

僕:「こんちは。どうよ。調子?」

 

お次も僕の定番のスクリプト。たしか「THE GAME」のトークの丸パクリ。

僕:「俺、ゲイなんだけどさー。ゲイじゃなかったら、すげー好みなんだけど!」

ザ・ゲーム フェニックスシリーズ

ザ・ゲーム フェニックスシリーズ

 

 

全く受けない!!

やはり現実は冷酷だ。スクリプト自体の問題ではない。ちょっとブランクを明けただけで、僕自身が挙動不審になってたりしたのが敗因だ。いつの間にか森田君と盛り上がってる女子二人。やっぱり絶えざる訓練と修練は昼の営業も夜の営業も同様だ。自分のトーク力への過信だ。僕はさぼりすぎていたようだ。素直に反省した。

2016年。僕は「昼の営業」と「社内営業/建て直し」に奔走するだろう。 家庭も油断ならない。「奥さんへの営業」も必須だ。

おい、女子へ営業する時間まったく無いだろ!!!

でもブログ書いてる時間はあるよな。僕のブログ更新の頻度が落ちていたら・・・。それは僕が震える足で繁華街へ向っている時だろう。

(おわり)

 

後日談:でも「人を変える」のは難しい!!

 後日談だ。結論からいうと森田君は今でもどうしようもない問題児だ。僕は彼の家政婦でも母親でもない。僕は匙(さじ)を投げ会社を去る。煩わしい人間関係ともおさらばだ。僕はフリーランスで自由気ままに仕事をしていくさ!!

◎会社を辞めてプロブロガー宣言!

www.moneynanpa.jp

 

人は変われるのか?変わらないのか???そのテーマは次の宿題としよう。マーケティングや経営学は人を幸せにする学問なのだろうか。それとも利潤の極大化のみを志向し、人を不幸にする学問なのだろうか。それは僕の永遠の宿題でありテーマだ。

 

備考:「マーケティングで遊ぼう!シリーズはこちら

www.moneynanpa.jp

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