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かえるくん総合研究所

意識高いやつ。いるよね。好青年。いるよね。でも、全員がそんなじゃ気持ち悪くない?と思いながら、秒速で駄目な日々をおくってみる!!

【書評】『悪いヤツほど出世する 』 ~その共通点と成功者の性格と特長が書かれた真実の書~

書評

悪いヤツほど出世する

「書名タイトル」で衝動買い!!!

僕は本屋に立ち寄った。仕事関連のマーケティング関連の書籍を探すためだ。だが目ぼしい本は見つからず、僕は書店から立ち去ろうとしてした。

そこのイエローのインパクトのある新刊書籍が平積みされていた。僕はタイトルに目をやる。「悪いヤツほど出世する」だと!!!!

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僕は本の中身をパラパラとチェックして即座にカウンターに向かった。なぜ僕は一瞬で本書に惹かれてしまったのだろうか。

「出世」というワードが刺さったのか???

 

僕はサラリーマンを辞め、フリーランス活動に入った。だが深層心理ではサラリーマン生活への未練があるのだろうか。僕はもう東京でフリーランス活動に消耗しているのだろうか?

◎僕が会社員を辞めフリーランスになった経緯はこちら

www.moneynanpa.jp

 

もちろん、そんなことはない。フリーランスはプレッシャーとリスクが高く、辛い局面は沢山あるが、僕は僕なりにフリーランス活動を楽しんでいる。

 

僕は何故、本書に惹きつけられしか?

僕に刺さったワードは「出世」ではない。出世競争というゲームの落伍者の僕には、そんなワードは無縁だ。

僕が刺さったワードは「悪いヤツ」というワードだった。「悪いヤツほど出世する」という言葉は、僕の今までの仕事の経験のうえでも納得感とリアリティのある言葉だった。

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悪いヤツほど出世する

悪いヤツほど出世する

 

 

僕の出会ってきた「仕事のできる悪いヤツ」!!

僕の出会ってきた「仕事のできる悪いヤツ」は沢山いる。例えば数年前に在籍していた会社の社長。ワンマンで剛腕。わがまま。遊び好きで愛人は何人いたのだろう?

 

僕も悩まされた。社長の思い付きを事業計画書にまとめるのが僕の役目だった。それも短納期だ。スケジュール的にタイトであることを社長に伝えると社長は僕に言ったものだ。「寝ないでやればいいじゃん!!」と。僕はどのくらい徹夜して企画書を書いたことだろう?

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おまけに30億円以上の負債で会社は倒産した。でも人間性は最悪の社長だったが、僕たちは社長のことが大好きだった。その陽気な性格。自信にあふれた態度。ほとばしるエネルギーと気。

 

そして多額の借金を抱えても、今では中国で新たなビジネスを成功させている。僕はこの社長から「仕事は人間性よりエネルギーの強さが大事!」とうことを学んだ。

 

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世の中に流布する「人格者が成功する!」というウソ

世の中のビジネス書にはウソが書いてある。「謙虚であることが大事!」とか「成功するためには人格を磨け!」とか本当のようなウソ、嘘のようなウソが様々な書籍やメディアで毎日のように紹介されている。

 

でも「人格と仕事の能力」は「野球とサッカー」ぐらいの違いがあるのは当たり前だ。野球がうまくてもサッカーが上手いとは限らない。むしろ人格の高い「いい人」であることが、ビジネス上ではマイナスになるのが僕の肌感覚の実感だ。「いい人」は弱さの裏返しだし、「謙遜」は自信の無さの裏返しだ。謙虚な業者は買いたたかれる。

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それを端的に表現したのが滝本哲史氏の「僕は君たちに武器を配りたい」だ。

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

クレイジーな人だけがリーダーになれる。

(中略)カルロス・ゴーンがそのいい例だ。彼のように、優れたリーダーには「自分がすごい」という勘違いが必要なのである。

そういう宗教家のような確信に満ちた態度がなければ、自分が信じ込んでいるビジョンやストーリーを、何千人もの社員に伝えて先導していくことはできない。

(出典:僕は君たちに武器を配りたい)

ルネッサンス ― 再生への挑戦

 本書が素晴らしいのは世の中に流布するウソを一流コンサルタントの視点で堂々と暴いているところだ。

学校では「みんなの上に立つ人はすばらしい人」と習うが、現実の歴史では、そういう「すばらしい人」が、人の上に立って何か大きなことをなしたことはほとんどない。歴史に残るレベルの企業を作ったようなリーダーとうのは、みなある種の「狂気の人」であることが多いのだ。

(出典:僕は君たちに武器を配りたい)

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 
僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

 

 当時は「人格と性格の逆相関」について語っていたのは、(僕が知る限りは)叩き上げコンサルタントの神田昌典氏くらいだったろう。神田さんは「成功するには負のエネルギーが大切!」という当時では新しい主張をしていた。

非常識な成功法則【新装版】

「あいつを見返してやりたい!」とか「絶世の美女とつきあって周りに自慢したい!」なんて俗な煩悩こそがパワーになると神田さんは一連の書籍で主張していた。

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人間の中にある悪の感情。「あいつ今に見てろよ」や「フェラーリに乗って美女とやりまくりたい」といった欲に繋がる強い感情、エネルギーを活用するのだ。

(出典:「非常識な成功法則」)

非常識な成功法則【新装版】

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マンガでわかる 非常識な成功法則

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同様の主張をマッキンゼー出身でエンジェル投資家でもあり、大学教授でもある瀧本さんの本に書いてあることに僕は衝撃をうけた。そして改めて実感した。僕は薄々と感じていたことは本当だったんだと。

 

ナルシストの勘違い野郎が最強のビジネスマン?

本書「悪いヤツほど出世する」の内容をも面白い。詳細は実際に読んでいただくとして目次だけでもワクワクする面白さが伝わってくるだろう。

 

◎序文

 ジョブズもゲイツもウェルチも、「いい人」ではなかった!

リーダーは謙虚であれ、誠実であれ、そして部下への思いやりを持て。
――リーダーシップに関する教えでは、よくこうした美しい主張が説かれ、一般的にも優れたリーダーはこのような資質を備えるべきだと思われているでしょう。

しかし、現実のデータを分析すると、実は多くの成功しているリーダーはこうした資質を備えていません。
スタンフォード大学ビジネススクールの教授が、巷にはびこる「リーダー論」のウソを暴き、組織の目標を達成して職場環境をよくするためには何が効果的なのか、また悪しき上司の犠牲にならないためにはどうしたらよいのかを、豊富なデータと実例から解き明かします。

 そう。スティーブ・ジョブズは(良い意味で)変人であり、滅茶苦茶な人物だったのだろう。だからこそ、僕はジョブズが大好きだ。学校の先生のようで聖人君子のようなジョブズなんて魅力的じゃないだろう。

 

◎目次

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「リーダー神話」は百害あって一利なし

 

熱心にリーダー研修を受けた人ほどキケン

 

謙虚でないリーダーは、なぜもっとよいのか

 

自信過剰なほうが成功しやすい

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ナルシスト型行動は出世に有利

 

嘘をついて損することは、めったにない

 

リーダーは「社員第一」ではなく「わが身第一」

 

悪いヤツほど出世する

悪いヤツほど出世する

 

 Twitter民の評判とクチコミ

 

 

最後に

人は自信過剰で鼻もちならない奴でナルシストであればあるほど良いらしい。これは異性に対しても同様だ。「いい人」なんて女性に言われたら、男としては最大の屈辱だ。まあ、かといって「悪いヤツのアプローチ」でも駄目な時な駄目なのだが。。。

【おわり】

 

備考:経営者は「サイコパス」が適任!

本書の内容を裏付けるような記事も散見されるね。

サイコパス度が高い人は、もしある従業員の能力が必要な水準に達していないと考えたら、冷酷に解雇の判断を下すことができます。経営リスクを伴う決断を下したり、それが失敗した場合でも精神的に回復する能力があるので、ビジネスの面はプラスになります。

blogos.com

 

備考:ドナルド・トランプが大統領選で証明したこと

トランプが大統領に就任した。やっぱり悪いヤツが勝つんだ。。。

 

備考:「確率思考の戦略論」にみる“冷静な意思決定には情緒的な感情は不要論”

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

話題のビジネス書。マーケティング書である「確率思考の戦略論」。ここでもサイコパス的な悪人こそが、経営層に適任という事が書かれている。

CEOや会社の重役などの企業トップは、常人では心を切り裂かれて耐えられないような厳しい意思決定をしなくてはいけないことが日常茶飯事です。(中略)  辛いけれども正しい意思決定(タフコール)を行わなければならないとき、感情は多くの場合において邪魔にしかなりません。だから感情が正しい意思決定の邪魔にならないサイコパスは、意思決定の局面で有利です。

(出典:「確率思考の戦略論」)

大企業のCEOや重役もそうですが、成功するために「感情」が邪魔になるような職業において、サイコパス性は非常に有利に機能するということです。サイコパスは、常人では悩んだりパニックに陥ったりする危機においても、感情に囚われず冷静に行動することができます。

(出典:「確率思考の戦略論」)

成功の確率を高めるためには悪人であり、サイコパスであり、クレイジーな狂人にならなければならない。僕は悪人になる努力をしよう!!!

確率思考の戦略論  USJでも実証された数学マーケティングの力

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

 

 

備考:著者ジェフリー・フェファー氏の過去作「権力を握る人の法則」もおススメだ!

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

 

こちらもジェフリー・フェーファー氏の著書。こちらは一般的にネガティブな印象がある「政治的な裏工作やネゴシエーションこそが権力を握り出世する!」ってことを主張した作品。これも僕の実感値としては真実だ。そして「裏工作や社内政治活動なんて・・・」ってピュアな事を言っている人ほど仕事ができなかったりするのを僕も見てきた。

ちょうど文庫本になったので是非ご一読あれ!!

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

「権力」を握る人の法則 (日経ビジネス人文庫)

 

 

備考:僕が見てきた「悪いヤツほど出世」する奴

「悪いヤツほど出世」する。僕の最初の会社のトップ営業マンで現在は会社の実質的なナンバーツーの僕の後輩。こいつは仕事はできるが悪いやつだ。いつも悪巧み(わるだくみ)ばかり考えてきて、僕をそそのかす。ヱヴァにリンゴを食べることをそそのかすヘビのような存在だ。

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この日も「かえる先輩、ペアーズ(Pairs)に既婚者でも参加できる方法を編み出しましたよ。僕が全て指南します!!」なんて、僕からは何も頼んでないのに魅力的な提案をしてきた。悪い後輩が僕に伝授した「既婚者でもペアーズ(Pairs)で悪さをする方法」とは・・・・・

 

◎既婚者のペアーズ実践テクニックとは

www.moneynanpa.jp

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備考:スティーブ・ジョブズは「オナ禁」信者だった!?

性格が最悪で仕事ぶりが最高な男の男こそ、スティーブ・ジョブズだ。彼の名言に「Stay Hungry,Stay Foolish!」という名言がある。そのメッセージの隠された謎とは・・・。

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備考:「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は不良ビジネスマンを描いた最高傑作!

The Wolf of Wall Street (Soundtrack)

僕の大好きな映画は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」だ。本作は実在の人物と会社をベースとした物語。「悪いヤツほど金儲け!」という都合の悪い真実を教えてくれる名作だ。

www.moneynanpa.jp

 

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