- 厄年(やくどし)には注意!!
- 家庭トラブルの経緯
- 詐欺師の常套手法とは?
- この詐欺まがいの喜劇の登場人物
- 工務店と顧問とコンサルはグルなのか?
- 工務店の倒産を匂わせ・・・
- 善意の第三者なのか?
- 話は前後に入り乱れ・・・・
- ますます訳の分らない話を延々と・・・
- 備考:編集後記
- 備考:今後は「賃貸・引っ越し退去」トラブルに遭遇!
厄年(やくどし)には注意!!
いや。この歳(42歳)になると色々と経験しますよね。。。
で、「厄年」ってマジであるな!!と思った次第。
長年の統計学的なものなんでしょうね。ちょうど40歳を越えると、
自分自身の身体にも問題が出てきたり、
親が高齢になって危ない目にあったり。。。
で、本当に親(※うちは片親なんで母)も「リアルおばあちゃん」になってるから、
本当に詐欺系の話は危ないですよ。
僕の家庭も危うく新築の一軒家を奪われそうになった!!!・・・ので、
その模様を実録・公開!!
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家庭トラブルの経緯
実家が新築で一軒家を建て替える予定で、粛々とコトが進んでいた次第。
なのに、いつの間にかキナ臭い相談が母より。。。
なんでも、依頼していた工務店がザルで「違法建築」の疑いがあるとのこと。
違法建築なので今すぐ取り壊せ!!
・・・ってアドバイスを謎のコンサル会社から頂いた模様らしいのです。
で。。。。。
恐い人たちが取り立てに来るから今すぐ引っ越せ!!
・・・っていう有難いご指摘を受けた次第。。。。(汗)
なぜか何処の馬の骨とも分らないエセ・コンサルタントとの話し合いが、
実家にて開催され、東京から急遽、僕も帰郷。
(※エセ・コンサルタント/総合調査ACE・鹿島第一探偵事務所 調査主任 山崎龍次)
(※つるんでる会社/式会社ファインヒート 営業第一部長 有馬靖幸)
詐欺師の常套手法とは?
悪徳工務店がグルになって、
エセ・コンサル会社と絵を
描いたんですね。
工務店にとっては、家を建てる前に入金してもらいつつ、建築をストップ。
竣工までの工数が無くなるので美味しい。それっぽいコンサル会社から
施主に因縁を付けてもらって、あとでキックバック、って図式。。。。
この詐欺まがいの喜劇の登場人物
●先方
《総合調査ACE側・2名》
山崎(総合調査ACE・鹿島第一探偵事務所 調査主任 山崎龍次)
有馬(株式会社ファインヒート 営業部長 有馬靖幸)
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※会話の中で聞き取れなかった単語は、◎◎と表記をしています。==============================
(導入)
エセコンサルが・・・
竣工が間際になって「確認申請が取れていないので大問題!」ってことを
すごーく周りくどく、
専門用語を散りばめながら語りだします。
工務店と顧問とコンサルはグルなのか?
【僕】
まず最初になんですけど、
母の方にはいろいろご説明していただいてると思うんですけど、
改めて御社(※コンサル会社)の会社案内というか事業案内の所から、
そこからちょっと把握したいと思いましてご説明いただく事って可能ですか?
【山崎】
はい。今回ここの工事契約を受けもったのは「渡◎工務店」で、
渡◎工務店の前にもともとお母さん(施主)の方で「薄◎さん」という方と
契約が有ったみたいなんだけど…。
「薄◎さん」というのは個人のかたですね。
(※薄◎氏は渡◎工務店の顧問であり、母の旧来の知り合い。
母は薄◎氏の紹介で渡◎工務店へ発注した経緯)
(【注釈】 要は施主(母)が知り合いの薄◎氏に建築の相談をし、
薄◎氏は自身が顧問をしている渡◎工務店への発注を促した図式)
【山崎】
結果としては、まあ「確認申請」って、建物を建てるのにはあるんですが、
その設計士さんは普通は建築屋(渡◎工務店)さんが用意するんだけど、
渡◎工務店と設計士さんは一切、打ち合わせがないんですね。
というのは、薄◎氏を間に挟んでしまってるので。
ただ、渡◎工務店と薄◎の間柄っていうのは、
渡◎工務店の顧問契約を薄◎氏がしてまして。
で、最終的には薄◎氏の主導のもと、
この建物っていうのは仕上がったみたいなんです。
現状でまあこの状態で、薄◎さんから、「入居しちゃえ!」と
いわれたのかな。
【母】
ええ。
工務店の倒産を匂わせ・・・
【山崎】
っていう事で入居されたと。
で、結局、私の方で、「総◎調査A◎◎」といいまして、探偵業を営んでいます。
で、何を依頼されたかと言うと、渡◎工務店の方で、
今回のこの◎◎邸、という工事名なんですけどね、◎◎邸新築工事なんですけど。
この工事にあたっての、結局、過剰請求だったり、
通常予算とは考えられないような請求書が次から次にやってくるということで、
それに対応していったあげく、渡◎工務店側の経営状況が悪化、という事に
なったために、この◎◎邸(施主)の調査をしてほしいと。
(【注釈】 渡◎工務店が施主物件の竣工を待たずして、
経営危機で倒産の危機という情報を事前に説明されている背景)
渡◎工務店の内部の事と、渡◎工務店が受けもった作業内容の調査の
調査依頼を受けて。
一通り調査が済んだところで、調査報告ということでまわった訳なんですけどね。
そのとき、あの建築でうちがコンサルしている
「株式会社◎インヒート」というのがありますんで、
こちらの有馬営業部長の方から、現場確認とか、許可等の専門的な概要を
全て報告もらいました。調査協力ということですね。
で、それをお母さんの方、渡◎工務店の方、双方に
調査報告を完了したっていうのが現状です。
お母さん(施主)とうちとの出会いと云うのはそういう流れですね。
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【僕】
その調査報告書みたいものっていういのは、
私どもが見せて頂くことっていうのはできるんですか?
【山崎】
難しい話は抜きにして、私たちは渡◎工務店からしか依頼を受けてないんですよ。
今の段階では。
【僕】
どういう意味ですか。
【山崎】
◎◎さん(施主)から契約は貰ってないんですよ、うちは。
一応、渡◎工務店の社長の方で、◎◎さん(施主)のことが心配なので、
「現状こんな感じになっちゃいましたっていう報告を
言ってあげてください」と。
「今後の改善に協力できるんであれば相談にのってあげて欲しい」って
いうことだったんで、こちらに伺ったんです。
今、おっしゃってる所の調査報告書は、
うちは渡◎部工務店には今後、報告をあげる予定です。
【僕】
まだ、その報告書は現状は提出はしていないってことですか。
【山崎】
提出していない。
なぜかというと、調査報告の範囲っていうのは幅が広いんで、
どっからどこまでを報告として受託するか。
だから、どこまでっていうのは、最終結果が出てから、って形にはなると思います。
善意の第三者なのか?
【山崎】
で、◎◎さん(施主)で単独で、「調査をお願いしたい」と。
「報告結果が欲しい」という事であれば直接契約いただければっていう説明は、
前にもしたと思うんですけど。
途中経過でいろんな人にだまされたり、
引っかかったりしてるんで、お兄さん(施主側)が来れば当然ねえ、
私らだって何者かって風になるとは思うんだけど。
うちは、あくまで、その工事後、入った業者であって。
かえって、気の毒だなあって思って入ってる業者なんで。
(解説)
「善意の第三者!」を装う
エセ・コンサル!!!
【僕】
なるほど。そうですよね。
うん、そこはもちろん、私達も理解しているので、
この一連のプロセスの中でのトラブルみたいな所は、
薄◎さんだったり、渡◎工務店と交渉だなとは、
もちろん思ってるんですけども。
【山崎】
はい。
話は前後に入り乱れ・・・・
(解説)
もうとにかく・・・
専門用語で煙に巻く先方というか・・・
とにかく「訳が分らない!」トークに終始するエセ・コンサル・・・。
【有馬】
では、その事については、建築の方は、私の方から説明しますと。
(書類を取り出す)
ちょっと簡単にご説明しますと。そうですね、確認申請書。
ここにあるように、建築センターっていう、
財団法人が◎◎◎してます。
で、管轄してるのは、当然ながら市役所。
で、この申請書の申請人は、お二人(施主)。
お母さんと娘さん(施主側)になってまして。
ずっと見ていきますと、これがこういう所に建てますよ、という概略です。
でまあ、ここの5面までが、建築確認、という書類です。
で、もうひとつは、それに付随する書類と図面、ですね。
で、もうひとつは、「開発行為」って言いますけど、
ここはもともと家を建てちゃいけない「調整区域」です。
【有馬】
土地は、大きく2つに別れまして、「調整区域」。
で、その「調整区域」と、「市街化区域」との2種類に分かれます。
で、そのうちここは「調整区域」という場所にあって、
通常は市がよっぽどの許可をしない限り、家を建てちゃ駄目な地域です。
どこにでも家を建てられる場所ではない。
ますます訳の分らない話を延々と・・・
【有馬】
でも許可は出てます。得られました。
ここがまず「農家」です。農業を営んでます。
これなぜかって言うと、
元々建ってた家が古かったんで、確認申請がないんですね、昔の家なんで。
昔の確認申請があれば、ここまで難しくなかったんですが、
当然、昔の...築60...70年とかというなかでやられたものだと思うので、
住まれてたので、当時は確認申請という義務がないし、
それにそういう制度がなかったので。
(解説)
もうとにかく・・・
「意味が分らない!」トークに終始する
エセ・コンサル・・・。
そうすると、これ見てもらえば分かるんですが、
判子がここから「◎◎◎市」に変わるんですよ。
センターから。要するに、全部◎◎◎市が許可したよと。
そういうのがこの許可書です。
で、先ほどの「中間検査」に至る所のお話をしますと、
実は昨日、分かったんですね。
私が言った「中間検査を受けなきゃいけない」っていうのは、
事実なんですけど。通常は間違いなく受けなきゃいけないんですが。
なぜか分からないですけど、昨日に実はうちの設計士が、
たまたま別な用事があって、
◎◎◎市の建築指導課に行ってもらってたんですよ。
で、もう直接、聞いてくれと。
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(中略)
ここらへんから「脅し」「恐喝」的な
トークが入ってきます。
【※後編に続く】
【おわり】
備考:編集後記
僕は「後編」を書けずに既に3年以上の時間が過ぎた。
なぜ書けなかったか????
それは、あえて書かなかったともいえる。
怒りは物事を解決しない。
自分がゲスな人間になるだけだ。。。。
そう、この記事に登場したゲスな悪党と同じ様に。。。。
だから、僕はこれ以上、この詐欺未遂事件について書かないことにした。
でも・・・・。
こいつらは、今日も「社会的な弱者」や「リテラシーの低い老人」から搾取をするために跋扈(ばっこ)しているのだろう。
でも・・・。
そこで「正義」の看板を振りかざし、奴らを断罪しても・・・。
僕は決して救われないだろう。
だから・・・。
僕は「後編」を書かないことにした。
「怒り」をコントロールすること。
アンガーマネジメント。
怒りとどう付き合っていくのか。
それが人生の重要な要素だと思う。
最後に。
僕の実家では今日も平和な日々が続いていることを、ここに記しておこう。
◎その他の「実録!!シリーズ」はこちらから
備考:今後は「賃貸・引っ越し退去」トラブルに遭遇!
自宅乗っ取り事件から5年が経過したある日。
今度は僕自身が・・・悪徳大家から引っ越し時のリフォーム代の過剰請求を受ける立場になってしまった!!
だか、それは明らかに「経年劣化」であり、その費用は大家側が負担することが国のガイドラインでも定められているはずだ!!
僕とボッタクリ大家との論争が始まった!!
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