第2話のスタートは華々しく幕を開けて・・・ない!
おっと。「第1話」はどこまでいきましたっけね。。。
そうそう。「ある男」の脅迫により、
僕はイオンリカーのビールを制覇するタスクが課せられたんだったね。
【注釈】
なんか最近、ネイティブ広告のレギュレーションとか、
バイラルメディアのあり方とか、ライター報酬のあり方が騒がれてるけど、
この記事はもちろん某大手流通会社から1円たりとも貰ってないからね。
(・・・というか単純に気づかれてもいない。。。。)
で、僕がいかにキラキラ女子が好きかも併せて
下記の記事に書いてるのでそれを踏まえて読んでくださいね。
麦男(むぎおとこ)の登場
それにしても「麦男」とは誰だろう。。。。
僕は地元のイオンリカーに行けばいいものを
「羊をめぐる冒険」を意識してわざわざ北海道まで飛行機でとんだんだ。
空港からタクシーでイオンリカーに向った。
タクシー運転手から僕はこの旅のヒントをもらった。
そう。トップ営業成績をたたき出す運転手さんも言ってたように、
やり続けること。飲み続けること。
「それが一番大事~!!」と口ずさみながら
僕はイオンリカーの店頭に立ったんだ。
そこで買ってきた大量のビールを
ホテルの部屋で飲んでいるとドアがノックされ、
僕がドアを開けるとそこに立っていたのは・・・
「麦男」だった。
麦男はぶっきらぼうに言った。
「入ってもいいかな?」
僕はデイトレーダーでね。
去年「恵比寿駅ロータリー誤発注事件」ってのがあっただろう。
あれは僕の仕掛けたディールなんだよ。と彼は言った。
彼は勝手に僕が日中に買ってきた
イオンリカーのビールの栓を開けた。
ロータリー誤発注事件の真相とは
経済オンチな僕でも有名な「恵比寿駅ロータリー誤発注事件」の
概要くらいは知っていた。
なんでも、「アマゾンせどり」をしていたフリーターが
大人の玩具の売買差額で一儲けしようとしたところ、
「ロー◎ー」を発注したつもりが「ロータリー」を発注した事件だ。
Amazon側が某玩具商品と恵比寿ロータリーを誤って商品登録した隙に
謎の男がそれを落札してしたったと騒がれたあの事件。
マスコミは「ジェイコム男に続く麦男」って俗称をつけたんだっけ。
「ロータリーだとはすぐに気づいたんだ」
麦男はビールを飲みながら毒づいた。
「それがよりによって恵比寿駅のロータリーだったとはね。
でも、ロータリーも売れるかと思ったんだ。恵比寿駅だしね」。
ビールをおいしそうに飲みながら麦男はぼそぼそとつぶやいた。
「恵比寿には素敵なレストランやBARのある大人の街だよ。
そんな街のロータリーを所有できるって女子受けが良いと思ったんだ」。
麦男にも難しかった「ロータリー・せどり」
僕は飲みながら言った。
「でも、誰も買い手はつかなかったんだね」。
駅前ロータリーとは恐ろしく流動性が低い金融商品といえる。
それにAmazonせどりは参入者が多く供給過多の状況になり、
在庫も抱える非常にリスキーなビジネスへと変質している状況らしい。
それにしたって、ロータリーを在庫に持つってどんな気分なんだろう。
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「せどり」の難しさは下記の記事を参照
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麦沢翼の登場
麦男は水のようにぐいぐいビールを飲んでいた。
「その時に一通のメールがきたんだ」。
「そこにはこう書いてあった。」
「僕の塾に入ればロータリーが秒速で売れる!!」ってね。。。。
「麦沢翼・秒速ロータリー売却塾とかそのには書いてあったんだ」。
「それが悪夢の始まりだったんだ。。。。」
麦男は苦々しい表情でそうつぶやいた。
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Vol.03にはこちらから
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