- 自分を観察すること。他者を観察すること。
- いかにして、我スマホ中毒からの脱却を試みしか
- そんな僕が出会ったのが・・・
- かなり「ガツン!」ときたな!!
- 自分を肯定しながらも自分を冷静に分析すること
- 自分を観察することと所作(しょさ)の関係性
- 自分を肯定しながらも客観的に自分を観察すること
- 大変よくできました!!
- 追記:目次を一部抜粋してご紹介
- 続編レポート
- 備考:スワイショウのやりかた
- 追記:高石さんのTwitterでコミュニケーション論を日々、考えて格闘してみる
- 追記:高石さんのトークショーに行ってきた!
- 追記:高石さんが推奨するリラックス法
- 追記:高石さんの新著「声をかける」も注目です!
- 追記:理解を深める参考図書
- 追記:2016年版のおススメのビジネス書はこれだ!!
- 備考:マインドフルネス瞑想(歩行禅)にもチャレンジ!!
自分を観察すること。他者を観察すること。
僕は明日からある実験を始める。スマホ中毒のように歩行してても電車でもスマホで情報収集をするのを一時的に止めてみることにしてみる。
同様に電車のなかで本を読むことも止めてみる。まあ、活字中毒の僕の体質からすると長期間の処方は難しいけれど。。。。どのみち僕が片手間の通勤時間にビジネス情報やエンタメ情報を収集しようがしまいが世界は1ミリも変わらないのだ。
日経株価に悪影響を及ぼすわけでもなく、イスラム国を含めた国際紛争が改善に向うわけでもない。
僕は自分を卑下してこんなことを言っている訳じゃない。むしろ僕は世界中が僕を非難しようと、自分を肯定する人間だ。
いかにして、我スマホ中毒からの脱却を試みしか
そう思ったのはある本との出合いだ。僕は過去に何度も書いているがビジネス書を最近は積極的に避けている。自己啓発書の部類は完全スルー状態といえる。「自己啓発書を読むくらいならカイジ読め!」ってのが僕のオピニオン。
人が悪い僕は「7つの習慣」を茶化した記事も書いている。(※あ、「7つの習慣」は悪い本じゃないと思うけど、あれに依存する人が気持ち悪いんだよね。。。。)
最近、感銘を受けた本っていったら、まんしゅうきつこ氏の「アル中ワンダーランド」な人間なのだ。この本は駄目人間なりの人間賛歌に溢れている名作だ。
そんな僕が出会ったのが・・・
そんな僕が出会ったのが「ラポールと身体知」。
厳密に「ビジネス書」っていうと語弊があるよね。僕もそんな高尚な理由で出会ったわけじゃない。
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「くだらない本だから読む!」をモットーにしている僕の愛読書は「恋愛&ナンパ本」。これ系の本を自宅でいかに隠蔽するかの僕の涙ぐましい記録は過去の記事でも紹介してる次第。
「それ系」の本として購入したんだよね。まあ、趣味の一環としてね。。。。。
かなり「ガツン!」ときたな!!
そんな油断状態で読みはじめたからかなり「ガツン!」ときたな。しっかりした書評はまた書きたいんだけど、僕はスマホや本を棄てて自分と他者を観察してみよう!・・・って思ったんだ。
(キンドル版)
自分を肯定しながらも自分を冷静に分析すること
僕は社会や他人、そして街中の女の子に勝とうとして去勢をはっていたんだよね。「俺は強い」「僕はいけてる」「僕は大丈夫だ」ってね。もちろん、それは正しい思考なんだよ。世の中で一番最低の人間は自分を卑下する奴だって思ってるからね。
自分を観察することと所作(しょさ)の関係性
ちょっと実践するだけでも、色々と気づきがあるね、これ。「自分を観察すること」って日本人が古来から大事にしてきた「所作(しょさ)」の美しさへの視点なのでは???最近って所作の醜い日本人だらけでしょ???なんでご飯食べながらスマホいじってるの!!!料理ってのは日常の結界を破って動物や植物の命をいただき異界へ侵入する聖なる行為なんだよ。高石さん自身も武術を習ってるそうだ。それって「所作」への視点なんじゃないかな。
お前、どうせスマホでゲームとかしてるだけだろ!!しょうもないアイドル系ニュース
みてるだけだろ!!お前が食事時にスマホをチェックしなくても会社は全然まわるだろ!!!!!!!
お前はご飯タイムにスマホいじってるから女子にもてないんだよ!!スマホで「ライフハック術」とか読んでんじゃねーよ。
自分を肯定しながらも客観的に自分を観察すること
でも、バランスなんだよね。「自分は強い」って自分に言い聞かせていることで、自分を深く内省できなかったり、他者に対して傲慢になったりね。
自分を観察すること。意識を内側に向けること。他者を観察すること。決して術に溺れないこと。お互いの動きのズレに繊細になること。意識を内側と外側にバランスよく向けること。
さあ、明日の出勤にはスマートフォンをカバンにしまってみよう。そして自分を見つめてみよう。他者を見つめてみよう。
大変よくできました!!
おやすみなさい。あ、寝るときはスマホの電源消せよ!!
(おわり)
追記:目次を一部抜粋してご紹介
目次のキーワードを見るだけでも興味がわき、読まずにはいられない本書。抜粋版ながら僕なりの「重要トピック」部分を抜き出してみました。
◎パターンを壊すことからコミュニケーションを始める
◎反応すればいいわけではない
◎無意識の行為を自覚すること
◎過剰な緊張からパターンが生まれる。
◎緊張した身体
◎自分の動きを自覚する感性を磨くための訓練
◎身体全体にどのように力が入るのかを感じる
◎同調とは何か
◎同調するために自分を観察する
◎相手に意識を向ける
◎自分のコミュニケーションのパターンを見直す
◎同調すると相手と姿勢が同じになる
◎自分と他人に同時に意識を向ける
◎悩みを解決するために硬直した肉をほぐす
◎観察力は自らの動きを知ることで鍛えられる
◎時間を細分化し、観察する層を増やす
◎意識できる部分を増やしていくコツ
◎他人を受け取る
(※「ラポールと身体知/目次の一部抜粋)
続編レポート
隙間時間に腕を振っている僕。でも自分の内面に向き合うのって難しい。さあ、今日もスワイショウやるか!!スワイショウは一種のメディテーションなんだね。可能な限り、僕も毎日やるようにしているよ。
備考:スワイショウのやりかた
自分の内面を見つめ、そのセンサーを磨くメソッドが「スワイショウ」。やり方はいたってシンプル。肩幅に足を開き、腕を振るだけ。健康法としても良いみたいっすね。メンタルとフィジカルは繋がってるから、気持ちがサッパリしたらフィジカル的な効能があるのも当然だよね。
スワイショウには、振っている手(指)から「邪気」を振り払う効果もあるみたいだね。ちょっとオカルト的だけど、僕はあながち嘘でもないかなと思う。まずは騙されたと思ってチャレンジしてみては。
追記:高石さんのTwitterでコミュニケーション論を日々、考えて格闘してみる
結局、人の悩みって人間関係やコミュニケーションの齟齬に帰結する。本書を読みつつ、高石さんのつぶやきで再学習。
でも、本当に難しい。高石さんってパンドラの箱なのかな。自分のコミュニケーション能力の低さに無自覚でいられた時期の方が実は楽だったかもしれない。
自分がいかに他人に無関心で傲慢だったかに気づかされることがある。でも、ここを超えなければ。僕はまだ入口に立ったばかりだ。
追記:高石さんのトークショーに行ってきた!
渋谷で開催された高石さんのトークショーに行ってみた。興味深い話は沢山あったんだけど、ちょうどネット記事になってるね。
僕が強く印象に残ったのは、質問者への応対の場面。質問者が質問をした。彼は必死にノートにペンを向け、筆記に集中していた。
それを待つ高石さん。質問者を無言で見つめる高石さん。微妙な間。空白の時間。通常の講演者は沈黙の間を良しとせず、質問に回答しだすと思うんだけど、ひたすら待つ高石さん。
そして「いいですか?」と丁寧に対面するのを待つ。そして言った。「これなんですよ。コミュニケーションって。下を向いた人を話すって変ですよね」って。こういう何気ないことなんだろうな。大事なことって。
追記:高石さんが推奨するリラックス法
前述のスワイショウの他にもいたってシンプルなリラックス法が紹介されていたんでシェア。それは「ゆっくりとお風呂に入る」こと。そして内省すること。
身体の芯まで温まると、外に出ても身体が温かいという状態になる。このとき、身体全体が緩む。シャワーや、短い時間の入浴だと難しい。こうして身体の芯まで温まると、筋肉の緊張が緩んでぼんやりとして、記憶やイメージが自然と思い浮かぶ状態、トランス状態になる。筋肉の緊張には、記憶や感情が眠っていると言われる。筋肉の緊張がほぐれると、自分の中に溜め込んでいた記憶や感情が浮かんでくる。そうして、自分自身に対して、色々と思い直す、内省の機会が訪れる。
追記:高石さんの新著「声をかける」も注目です!
7月20日に晶文社さんより、新著『声をかける』が出ます。表紙と挿絵を岡藤真依さんに描いていただき、推薦文を代々木忠監督、文月悠光さんからいただきました。書店で手にとっていただけたら嬉しいです。https://t.co/eeQCJVTPjd pic.twitter.com/5GDWzQycD2
— 高石宏輔 (@lesyeuxx) 2017年6月28日
追記:理解を深める参考図書
高石さんは内面を見つめるために身体の変化に着目するアプローチ。それに対して二村ヒトシ氏は徹底的に「なぜ?」を繰り返すことで自分の内面を表出させる。
アプローチは対極ながら「すべてはモテるためである」も必読です!
追記:2016年版のおススメのビジネス書はこれだ!!
あえてビジネス書じゃない高石さんの本をすすめた本記事。2016年のおススメは正攻法にビジネス書を選定してみたよ。
◎高石宏輔氏 公式ホームページ
備考:マインドフルネス瞑想(歩行禅)にもチャレンジ!!
僕はマインドフルネス瞑想を始めた。
正確には「ヴィパッサナー瞑想」と呼ばれる瞑想方法だ。
そしてヴィパッサナー瞑想の中でも、特に「歩行禅」を頑張っている。
この「歩行禅」。高石さんの提唱するスワイショウ運動との類似性にびっくり。
高石さんの教え、指導ってマインドフルネス瞑想的だったよな、と感じてしまう。
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