中年童貞・脱却のためには
前回の「エピソード①」。
病んだ中年童貞たち。
そのなかの一筋の光。
現実に立ち向かうネット右翼おじさん。
彼は現代のジェダイの騎士だ。
虚構のファンタジーの世界を捨てよ。
現実の世界を直視せよ。
言うのは簡単だ。
でも、そんなに簡単なものじゃない。
現に「本書」に登場する鈴鹿イチロー氏。
童貞のセクシー男優。
「リアルの世界で精巧に成功するには
アダルトしかない!」って決意でその世界へ。
でもハードルが高すぎた。
セクシー女優にも拒否される日々。
富士山にヘリコプターで行くようなもの。
まずは高尾山に行くべきだった。
プレミアリーグの欧州サッカーリーグで
サッカー初心者がプレイするのは無謀だ。
地元の少年サッカーリーグから
キャリアはスタートすべきだ。
その結果が無残な投身自殺だった。
彼は現実世界を生きようとした。
でも、自らのポジショニング選定を誤った。
ネット右翼の宮田さん。
彼は自らが輝ける「読書会」に陣をはった。
そこでの試行錯誤により、
彼は輝いた人生を獲得した。
残酷だけど戦略の誤りが
2人の人生の岐路を分けた気がする。
ファンタジーの女性から卒業し、
現実に最適化するためには
正しいマインドセットだけじゃ駄目だ。
自分に合ったポジショニング戦略が
より重要になってくるんだろう。
May the Force be with you
(フォースと共にあらんことを)
僕は欧州リーグで戦おうと思う
僕は深夜、沈思黙考していた。
僕自身はどうこれから戦おうかと。
ネット右翼・宮田さんが
果敢に戦ったように、僕はどう戦おう。
そこにヨーダが現れた。
ヨーダは僕に言った。
払いのける前に自分の恐怖を列挙するんじゃ
何が必要かはすでに自分が分かっているはずじゃ
未来は常に動いている
暗闇に閉ざされたときは少しの知識が光をかざしてくれるんじゃ。
本書にも書かれているが、
中年童貞じゃなくても
40代オッサンにとっての
自由恋愛マーケットは熾烈だ。
自分のサッカーなんてできない。
スパイスでガシガシ削られる。
ここはプレミアリーグだ。
でも、僕はそこで勝ちたいし、
自らの力で未来を切り開きたい。
May the Force be with you
(フォースと共にあらんことを)
僕はなんの脈絡もなく
ナンパ講座の受講を思いついた。
クリック。
申込み終了。
やれやれ。
僕自身が自分を客体化できてないようだ。
まあ、ウンチクはいい。
行動こそが人生を切り開く。
知行合一。陽明学。
この話は実話であり、
この男は実在する。(空手バカ一代風)
さあ。
もうすぎホイッスルが鳴る。

子どものまま中年化する若者たち 根拠なき万能感とあきらめの心理 (幻冬舎新書)
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