僕の冒険は続く
誰にも頼まれてもいないのに勝手にする冒険。コロンブスには金主がいた。彼は一攫千金を目的に新大陸を目指した。僕の冒険。決して世界史に載ることのない物語。果てしない物語。果てがけっこう浅い物語。
先日のナンパ講習。僕は第一関門は突破した。でも、第二関門で混乱してしまった。僕はとにかく量をこなそう。そう決意する。でも悪魔が囁く。「40代でその行為は痛すぎるだろう」と。そう、それは承知だ。これほど不利な戦いがあるか。戦線は悪化している。まあいい。こんな酔狂を続けるべきか、やめるべきか。まずは「100声がけ」してから決めよう。
(ことの経緯はこちらから)
土曜日の二子玉川
僕は13時からある女の子と二子玉川の蔦谷家電に行く約束をしていた。駅に着いたのが約束の30分前。ちょうど良い機会だ。僕は訓練を始めることにした。でも講習時は13人の子に声がけしたとはいえ、そこには背後に師匠がいた。後ろに友人知人がいる環境と完全ソロは雲泥の差だ。ほんと、不思議だよね。この精神的な緊張感の違い。
僕は単純な「道きき」をすることにした。僕は「道きき系オープナー」は好きじゃない。「僕は愛を証明しようと思う」の永沢さんも言ってたけど、「それは女性の誠意を踏みにじる行為」だから。でも同時に永沢さんも言ってた。「でも、例外がある。それは本当に道が分らない場合だ」と。
そして僕は本当に蔦谷家電の道が分らない。でも僕はかなりドキドキした。死神が言う。「だから、やめとけって!周りを見てみろ。休日の二子玉川には幸せそうなお父さんしかいなだろ!」。まあ、正論だ。でも、僕は駅前の女性に声をかけ、蔦谷家電の場所を聞く。まあ、普通に考えて「スマホで調べればいいんじゃね?」と突っ込まれそうだが、それは置いておこう。そして僕のこの日の稽古は終了した。
日曜日の格闘技会場
今日は格闘技観戦に埼玉スーパーアリーナへ。ここでは喫煙場が僕の主戦場だ。まあ、同じ趣味を持つ女子が相手なんで、それほど声がけ自体は難しくない。そして今の僕のゴールは、ただ純粋に声がけという行為になれることだ。この日も課題はクリアした。
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日曜日の夜に死神が僕に依頼してきたこと
僕がブログを書いていると死神が現れた。なんでも僕が「顰蹙(ひんしゅく)を買いすぎている」らしい。顰蹙の流通量は一定なのだそうだ。顰蹙のマーケットには「黒田バズーカ」的なものは無いらしい。だから顰蹙を買った輩がいるとその輩の元に死神が顰蹙を届けにいくらしい。「困るんだよ、あんたがヒンシュクを貯めすぎているからマーケットに流通するヒンシュクの量は不足しているんだ」。
僕はやむなく貯めすぎたヒンシュクを売ることを決意した。僕は「61万円1ヒンシュク売り」と依頼したが、死神は慌てていたらしい。「1円61万ヒンシュク売り」と入力した。市場は大混乱し、様々な思惑が交差した。「この機会にあえてヒンシュクを買っておこう」とする輩。逆に売り切ってしまおうとする輩。
僕はどうしたか。僕は明日が会社なので、そろそろ寝る準備をすることにしたんだ。おやすみなさい。良い夢を。

20代で群れから抜け出すために顰蹙を買っても口にしておきたい100の言葉
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