- 新たなる挑戦!!
- 八木くんとのハードなネゴシエーション
- 決戦日はやってきた!
- 僕の任務は粛々と遂行された!
- ちょっと休憩タイム!
- 僕はなぜこんな酔狂な事をしているのだろう?
- 最後に:八木くんへのラストメッセージ
- 備考:本記事は純粋なレンタル行為ですよ!
- 備考:八木くんがはてな村を卒業!!がんばれ!!
新たなる挑戦!!
「我々は猶予された死者か?」と言ったのは映画監督のゴダールだったか。そう、人生は「大いなる暇つぶし」なのである。どうせ暇をつぶすなら、酔狂なことをして時間を消費したい。僕は何をすべきなんだ?・・・・と、くだらない事を真剣に考える日々。
日高屋で『あちらのテーブルの方からです!』ってオーダーする実験は既に先日遂行済みである。
◎日高屋・ナンパ事変はこちらから
次の一手とは?そんな僕の目に偶然とびこんできたサービス。それが・・・・。
大学生カリスマ・ブロガーをレンタルするECサイト!
・・・だったのである。
僕はつぶやいた。
カリスマブロガーのレンタルだと!!!
何でも商品になってしまう資本主義社会。人間の魂の尊厳はどこにいったのか・・・なんてことは全く思わず、「すげーいいじゃん!ちょっと打診してみよ!」とTwitterでメッセを送ってみたのである。(※この記事は八木 仁平くんの許諾をえて記事化しています)
僕と違い前途有望な好青年。こんな好青年にアホなお願いをしていいものか。「なんでもします!」っていったって、本当に何でもするわけがない。だって僕の依頼は「僕がナンパしてるのを見学してくれれば、他は何もしなくてよいです!!」ってものだったから。
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八木くんとのハードなネゴシエーション
国際問題を思わせるハードなネゴシエーション。。。。などは全く無く即効で快諾してくれた八木くん。さすが度量がひろい。まずはここで息がつまるシーンの全くない脱力な交渉の模様を再現しよう。
僕:
はじめまして。レンタルサービスのご相談です。お願い事項は簡易なものです。私はストリートナンパのトレーニングをしています。その際の課題が「地蔵」といわれるものです。(※地蔵とは「メンタルブロックがかかって声がけできない」という専門用語です。)
ですので、八木さんに「僕の行動の見学をしてもらいたい」という依頼です。こういったご依頼内容なのですが、お受けいただくことは可能でしょうか。ご検討よろしくお願いします。
八木くん:
連絡ありがとうございます! 見学をするだけで大丈夫なんですかね?なんか面白いですね (笑)
見学して感想を伝えたりすればいいんでしょうか? かえるさんのメリットがあまりイメージできていないのですが。
そうだよな。普通は不可解だよな。ナンパコミュニティの住人以外には意味不明な依頼内容だよな。。。。僕は八木くんに詳細な説明を始めた。
僕:
いえいえ。メリットは充分にあるのです。ネットで「ナンパ/地蔵/ソロ」等のキーワードで検索すれば出てくるのですが、「ソロ(一人)で路上ナンパ」はかなりの心理的な負担があるんです。僕もクラブやバーでは一人でも声がけは簡単なんですが、ストリートのソロ(一人)はやはりメンタル的にハードなんです。
ですので、「ナンパ学(・・・なんて学問は無いですが。。。)的なカリキュラムでいうと、「ますは集団で行動。後ろでナンパ仲間が見学する」のが推奨されているのです。近くで見学いただくだけで、僕にはすごくメリットなのです。
僕はナンパコミュニティ以外の住人にも僕の心境が分るように平易に説明してみた。八木くんも分ってくれたようだ。
八木くん:
理解しました! そういうメリットがあるんですねー。
交渉は成立した。当日、僕は自分を追い込むためのツイートをした。
人は「勝った人間」に魅せられるんじゃない。勝負は時の運だ。コントロールできるものじゃない。きっと、人は「戦った人間」にインスパイアされるんじゃないかな。戦うか、逃げるか。それは自分で選択可能なものだから。今日、僕は戦おう。そして盛大に負けてこようじゃないか。さあ、家を出よう。
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2015, 11月 22
決戦日はやってきた!
決戦日の当日。八木くんも楽しんでくれているようだ。
レンタルでナンパ同行の依頼を貰った! 超楽しみww
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 17
合流。原宿駅。軽い自己紹介をしたら、実戦だ。僕は「5分に1声かけ」をノルマに設定。ペースが落ちてきたら、八木くんにアラートを出してもらうことを依頼。また、「あの子に行ってください!」とガンガン指示出ししてくれるよう打診。
まずは原宿駅から表参道への道中だ。ここはポップコーンの行列が有名な場所。「ポップコーン・オープナー」でいくしかない。(※そんな名称のオープナーは一切ございません)
ウォーミングアップ開始 ナンパさん「これ何に並んでるんですか?」 pic.twitter.com/wOGpUr1uXT
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 22
周辺の子に声がけ。質問内容は「この行列ってなんなんですかー?」って。そしたら「たぶん、ジャニーズの事務所じゃないですかね!」との答えが。いやいや。違うから。「これは原宿名物と化したポップコーン店の行列だから!」と真実を教えてあげたい衝動をこらえ次の子へ。。。。。。。
僕の任務は粛々と遂行された!
やはりブロガーに背後に立たれると僕もスイッチが入る。「地蔵になった日には何を書かれるか分らない!」という危機感が僕の背中を押してくれる。
八木「なんでナンパしてるんですか?」 ナンパさん「ドーパミンが出るからに決まってんだろー!」
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 22
ナンパさん「メンチ切られても声かける、それが男だ」
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 22
ちょっと休憩タイム!
10人声かけしたのでコーヒーブレイク☕️ pic.twitter.com/Sn0gs9IBB9
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 22
10人の声がけをしたところで休憩タイム。実はこの日はこの休憩タイムに八木くんとちょっとした世間話をしたのが一番たのしかった。大学生の若者との会話。若いっていいよな。初々しい。八木くんに聞かれた。「なんてナンパしてるんですか?」と。
僕はなぜこんな酔狂な事をしているのだろう?
回答が難しい。僕は決して整理されていない理由を断片的に語った。
◎妻子持ちであり、女性に困っているわけではないこと
◎家庭も円満であり、家庭の不満の捌け口のナンパ行為でないこと
◎「ナンパして○○する!」的な動機は強くないこと。(※ゼロではない!)
◎ソロでのストリートナンパの刺激性の強さのこと。
◎自分の弱いマインドに勝つための訓練の一環であること
明確な回答でなくて八木くんには申し訳なかったかもしれない。釈然としなかったかもしれない。それは仕方がない。僕自身も釈然としていないのだから。
最後に:八木くんへのラストメッセージ
「世の中には変なオッサンがいるな!」と八木くんに世界の不可解さを感じてもらえたら幸いだ。僕は喫茶店での休憩後も順調にタスクをこなした。休憩時間を除くと約90分で18声がけ。今日は「量の稽古」の日だったので目的は達成した。
渋谷にて解散! 総声掛け人数18人でしたー👌 pic.twitter.com/OMUNPrj9Ty
— 八木仁平(やぎろぐ) (@yagijimpei) 2015, 11月 22
八木くんへ人生の先輩としての最後のメッセージ。無駄に20年も長く生きてきたわけではない。不条理なクライアントへの謝罪。徹夜で書いた企画書。それでも競合プレゼンには敗れた日々。他部署からの冷たい視線。敗れた恋の数々。もう二度と会えない過去の恋人。。。。。
僕には語るべき物語があるはずだ。伝えるべきメッセージ。僕は八木くんに最後に言うべきだったんだ。
「今度、学生コンパに呼んでね!」って。
◎八木 仁平くん視点の当日のレポートはこちら!
◎「ナンパ修行」の過去記事はこちら!
備考:本記事は純粋なレンタル行為ですよ!
八木君とは楽しい一日を過ごした。そしてこの後、八木くんはブログ界でどんどん有名になっていった。有名になれば賞賛だけじゃない。色々な批判もでる。僕が好きな付利意雷布亜さんからも八木君への疑念の声があがった。
◎付利意雷布亜さんの記事
個人攻撃をしているわけじゃないし、公正な記事だ。でも僕は事実関係だけははっきりと申しあげたい。本件に関しては僕がクライアントであり、八木君は受託業務を行っただけだ。なかには「あの記事、アフィリのためのヤラセ???」なんて輩が出てくると困るので。。。。。
八木くんの記事。一応の補足。「43歳のオッサンの記事」は僕がクライアントで八木君は受託業務をしただけ。僕の「おもろい事したい!」というオーダーに八木君が応えてくれただけ、という事実関係だけは補足しておきますね。 https://t.co/D463qpkbot
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016年4月2日
まあ、最後にペアーズのリンクを貼ったのも「ご愛嬌!」ってことで良いのではないのだろうか。明らかにモラルに反する情報商材を売りつけるわけではないのだし。僕たちの記事からのリンクでカップルが生まれたら。。。。そんな素晴らしいことってないじゃないか。愛の創造のためのブログが始まる。
備考:八木くんがはてな村を卒業!!がんばれ!!
2016年6月末。はてな村でちょっとした事件が起きた。
でもクレバーな八木君のことだ。村を卒業し大いなる航海に出たのだろう。八木くん、東京に戻った時は焼肉でも食べよう。おごったる!!
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