- 毒婦に魅せられて
- 「ムフー事件」に衝撃を受けて
- 僕の不安・・・。それは著者の退屈な説教だ!!
- 説教すんなってあれほど注意したのに!!
- 僕が面白かったシーン その①
- 僕が面白かったシーン その②
- 僕の見立ての方が間違ってる???
- 備考:僕がこれから読もうと思っている木嶋佳苗関連の書籍
- 備考:その他の「非・書評」シリーズ
毒婦に魅せられて
今回は「非・書評」シリーズだ。僕は書評なんて高尚なものはできない。僕は本で単に遊ぶんだ。そして木嶋佳苗はその素材として最高のものだ。僕は木嶋佳苗に魅せられている。
以前の記事で紹介した「毒婦/北原みのり」は最高のエンターテインメント作品だった。こういう物言いは反道徳的かもしれない。でも、面白いものは面白いのだ。僕たち悲しき男達は危険だと分っていても毒婦に吸い寄せられてしまうのだろう。
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— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016, 1月 24
「ムフー事件」に衝撃を受けて
以前に読んだ「毒婦/北原みのり」の書籍は名言&名場面のオンパレードだった。特に(僕が勝手に名づけた)「ムフー事件」は最高だった。
◎木嶋佳苗と被害者のメール履歴が裁判で読まれるシーン
「嘉之さんは10年ほど彼女がいなかったと言っていましたが、女性に性欲は感じなかったのですか? 突然彼女ができても平気ですか」。そんな佳苗の挑発に、大出さんのテンションが上がっていくのが、手に取るように分かる。
「ぜひ泊まりに行きます! ムフー!」
「最初は合わなくても、だんだんよくなってくるから大丈夫ですよ。ムフフ」
「(相性の)確認のためにエッチするのもいいかも」
【毒婦/木嶋 佳苗・100日裁判傍聴記(北原みのり)】~非モテ男子とキラキラ女子の最高のコメディ劇~ - かえるくん総合研究所
こんな滑稽で破廉恥なメール文面を裁判という空間で全員が真剣な顔をして聞いているのである。
この証拠として読み上げられた履歴メール。「ムフー!」の部分を削除したら、何か大問題だったのだろうか。そこに事件の鍵をにぎる何かがあったのか。試しに「ムフー!」の部分を削除して読んでみた。僕は理解した。。。。。。。。
「ムフー!」の部分が無くても全く問題が無いことに!
◎「毒婦/北原みのり」の書評記事はこちら
僕は木嶋佳苗に魅せられた。僕は他の情報を欲していた。そこで入手したのが「別海から来た女/木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判(佐野眞一)」であった。でも僕は本書には一抹の不安を抱えていた。それは・・・・
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僕の不安・・・。それは著者の退屈な説教だ!!
「東電OL殺人事件」は(賛美両論あるだろうが僕の感想は)愚作だ。古い固定観念。退屈な道徳観念。良識人的な「一流企業のOLがなぜ売◎なんて淫らなことを!」って視点でしか物事を見れない人。それが僕の佐野氏の印象だった。
今回は頼むぞ。あんたの退屈な良識的な意見やモラル感はいらないからな。僕は長州力が大仁田厚を威嚇した名シーンのように言いたかった。
説教すんなよ、こら!説教!!
(出典:逆またぐなよ! 和牛ホルモン★極上焼肉 千林 カドモツ食堂)
説教すんなってあれほど注意したのに!!
本を読み始める僕。げんなりする僕。あれほど「説教すんなよ!」って諭したのに木嶋佳苗を説教ばかりしてる著者。僕は事件のリアリティに触れたいんだ。実像。空気。せっかくの最高の素材が台無しだ。。。。。
こういう陳腐な表現いらないから!!
木嶋の闇は深すぎる。
僕が面白かったシーン その①
単純な裁判録の方がよっぽどいいよ。僕が面白かったのは裁判の記録部分だ。
『あなたは(リサイクルショップ経営者の)福山さんを亡くしたあと生活に困って、いろいろな男性と知り合って、お金を入手していますね。出会い系サイトで知り合ったということですが、「全日本愛人不倫クラブ」というサイトだったんですか?』
『それは覚えていません』
全日本愛◎不◎クラブ!!!!
歴史ある由緒ただしき右翼団体のような名称。ペアーズやOMIAI等のソフトな印象の洒落た現代の出会い系のネーミングと隔絶の感のある硬派なネーミング。これだけインパクトのあるネーミングの団体ならブックマークしなくても覚えそうなものだが。真相はどうなんだろう????
僕が面白かったシーン その②
こちらも裁判記録の紹介ページ。
『あなたはタカダ(仮名)さんという男性から十五万円振り込まれていますが、この人とは妊婦系サイトで知り合ったんじゃないですか?』
『妊婦が登録して、売春するというサイトです。あなたはその妊婦系サイトで妊婦のふりをしたことがありませんか?』
『この十八万円振り込まれたニシムラ(仮名)という人とは、ぽっちゃり系サイトで知り合ったんじゃないですか?
全日本愛◎不◎クラブ!!!!
妊◎系サイト!!
ぽっちゃり系サイト!!!
やっぱり裁判録が最高に面白いんだな。日本で一番真面目な場所での不適切ワードのオンパレード。そのギャップ。この部分が本書で唯一といっていい読みどころだ。
僕の見立ての方が間違ってる???
あれ。やっぱり僕が駄目人間だから?僕の感想は特殊なのだろうか。ちょっとネットをチェック。
「別海から来た女」読み終わった。偏見駄々漏れで読み通すのが苦痛だった。誇り高いブスと条件付で男とベッドを共にする女への憎しみ、東京に住む地方出身者への見下し、ネットへの過剰な警戒心、高齢者の恋愛への嫌悪感、被害者周辺女性を木嶋の対極に置く女幻想、そしてマスコミの特権意識。
— くたびれはてこ (@kutabirehateko) 2015, 9月 14
@volcano_savaco いいえ、図書館にあった「毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記」です。「別海から来た女」はお固い社会派ですが、私が読んでるのは、違法わいせつ物を販売した罪でパクられたアダルトショップ経営の北原みのりさんが書いてるだけあって、緩いです。
— ホセ彦 (@hosehiko) 2015, 1月 22
私は木嶋佳苗被告の「別海から来た女」を読んだとき「なぜ佐野眞一氏はかくも木嶋を憎悪するのだろう」と不思議に思いました。そして「どうしてこんな感情に任せた文章を編集者は放置したのだろう」と不思議でした。私なら書き直しさせます。
— Ugaya's bot (@ugaya_bot) 2014, 11月 1
(読了)別海から来た女 佐野真一著 この人の本って、血筋とか出自の分析ばかりで、それ以上の踏み込みが無いんだよね。社会がこれだけ複雑化していく中で、彼の手法はもはや限界だと思う。
— masahiko.n (@mnittono) 2014, 8月 30
「別海から来た女 木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判」読了。これほど酷いノンフィクション本って初めて読んだかも。何だこの俺様目線な上からの主観的本文は。
— ふうき@GM2016春参加 (@fuki3) 2014, 6月 27
あ。やっぱり同意見のツイートが多いね(※もちろん賞賛のツイートもあり) 。「THE 社会派ジャーナリスト」とかクソでしょ。昔、宮台真司先生がなにかの本で言っていた。
大学生になって社会学の講義に出席して震えた。社会学を学ぼうとする学生が一番、社会を知らないということに。(※大意)
やっぱり真面目じゃ面白くないよ。野獣系でいこうぜー!!!
【おわり】
備考:僕がこれから読もうと思っている木嶋佳苗関連の書籍

木嶋佳苗劇場~完全保存版! 練炭毒婦のSEX法廷大全 (宝島NonfictionBooks)
- 作者: 神林広恵,高橋ユキ(霞っ子クラブ)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/05/18
- メディア: 単行本
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備考:その他の「非・書評」シリーズ
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