- アマゾン転売は難しい!!
- ハンドメイド系のネット販売も難しい!!
- やはりMD(商品)の差別化が肝だ!!
- 僕の元上司が売っているものは?
- それは普通の熱帯魚じゃなかった!!
- 僕は師匠の自宅に行ってみた!
- これこそ最強の商品開発だ!
- 最強の商品と強い営業力で成長をドライブ!!
- 備考:地道に稼ぐならアフィリエイトでは?
- アフィリエイトは凡人でも稼げる!!
- 備考:kindle無料本/転売関連の無料本
アマゾン転売は難しい!!
先日の記事でも書いたがアマゾン転売は難しい。
転売・せどりとは「THE 小売業」であるから、商品で差別化が不可能である。
商品開発するんじゃなくて、仕入れるのが小売業だからね。
そしてそれを特別の販路じゃなくてアマゾンっている「THE メジャー」な販売チャネルで売るわけである。
特別の仕入れルートと情報が無いと儲かるわけがない。
◎アマゾン転売に挑戦した昔の話
ハンドメイド系のネット販売も難しい!!
トレンドとなりつつあるハンドメイド系のネット販売。
これも難しい。
特別な修行がいらないハンドメイド工芸品。
供給過多になるのは必然だ。
そこには多くの競合商品に埋もれない「認知」と「自分の商品への導線設計」が必須だ。
◎ソーシャルメディアを活用した販売方法とは?
多分、今ならインスタグラムでファンを作り囲い込んで、そこからミンネ等の販売プラットフォームに送客するのが王道なのだろう。
Twitterからフォロワーをサイトへ誘引するのも手だ。
実際の僕はTwitterを宣伝媒体(※認知のための媒体)として活用し、自分で書いたnote(※デジタルコンテンツ)を売っている。
◎僕のTwitter(※認知のためのツール)
◎僕のnote(※僕の商品)
◎過去記事:ハンドメイド販売に挑戦した話
やはりMD(商品)の差別化が肝だ!!
アマゾン転売(せどり)とハンドメイド商品のネット販売。
両者に共通なのは「強烈な商品での差別化が難しい」ことだろう。
同じような品質の商品なら価格での比較しかない。
ネット空間という店舗間の移動コストがゼロの世界では、強烈な商品での差別化がなければ個店レベルのネット販売はアマゾンと楽天市場に駆逐されるだけだろう。
逆説的に、強烈に魅力的な(お客にとって買う必然性がある)商品ならは、お客さんはダサいデザインのネットショップでも商品を買う。
ドンくさい登録フォームだろうが、ダサいショッピングカートだろうが問題ない。
なぜなら僕の元上司はそれで成功したから。
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僕の元上司が売っているものは?
僕の元上司。
広告の素人としてアルバイト入社した時のクリエイティブ部の部長。
僕の師匠の一人といっていい。
仮にここでは「師匠」と呼ぼう。
師匠はバイタリティ溢れる人だった。
そのバイタリティの強さと破天荒さゆえ管理職には向いていなかったんだろう。
7年ほど前にその会社を去った。
師匠はユニークで個性的な人だ。
広告代理店から独立して、制作プロダクション会社を設立するという通常のキャリアなんて選ばなかった。
長年の広告屋としてのキャリアを捨てたわけだ。
師匠の次の職種はなんと「熱帯魚の販売」だった。
え、熱帯魚???
熱帯魚なんて儲かるんだろうか。
師匠は動物や魚が昔から好きだった。
聞くところによるとかなり成功していて、事業は順調だという。
なぜだろう。
熱帯魚屋なんてネットでも珍しくないはずだ。
密漁でもしているのだろうか???
でも僕は知ることになる。
そこには独自の飼育法が隠されていたんだ・・・・・。
◎脱線:密漁は儲かる???
閑話休題。
ちょうど「なまこ密漁で2億円!」ってニュースを見たのでご紹介。
中国へ販売してたらしい。
中国では高級食材としての用途以外にも「漢方」での使用があり需要が高いんだって。
日本で1キロ2,500円のなまこが中国だと12万円だって!!
それは普通の熱帯魚じゃなかった!!
僕は師匠の近況を知る友人から情報をきいた。
僕:
師匠って、どうやって熱帯魚で稼いでいるの?
友人:
なんでも師匠が販売してるのは飼育方法が難しい希少性の高い魚なんだってさ。そ
れで強気の価格設定でも売れているらしいよ!
僕:
え、でも師匠って俺たちと同じ広告業界の人間だよね。
そんな難しい飼育ノウハウなんて持ってないでしょ???
友人:
それが師匠の水槽の中だと不思議とスクスクと育つらしいんだよ。
それを今はヤフオクで売ってるらしいよ。
僕:
へー。
意味が分らないけど、すげーなー!
友人:
で、ヤフオクで売るじゃん。
お客さんの水槽ではすぐに熱帯魚が死んじゃうんだって。
だからすぐにリピート注文が入るんだってさ。
そこがビジネスの肝らしいよ。
僕は師匠の自宅に行ってみた!
師匠の水槽でしか生息できない熱帯魚。
オカルト的で素晴らしい。
僕はその後、実際に師匠の自宅にお邪魔する機会があった。
僕は自宅に並んでいる水槽を観察した。
特別なものは何もない。
いたって普通の熱帯魚好きの部屋そのものだった。
魔法の水でも入っているのか?
僕は師匠に聞いてみた。
僕:
なにか特別な飼育方法をしてるんですかー???
師匠:
え、何もしてないよ。
ただ熱帯魚をいつも見つめているだけだ。
師匠は優しく熱帯魚たちを見つめている。
師匠は直感的な右脳タイプの人だ。
熱帯魚の文献を研究して斬新で科学的な飼育方法を発見するタイプじゃない。
その対極のタイプだ。
愛の波動が送られているのか?
もしくは何らかの偶然の産物だ。
例えば、何らかの異物がたまたま水槽に入った。
それが奇跡的に熱帯魚の生態とマッチした等のケースだ。
とにかく意図的に何かを仕掛けたわけではなさそうだ。
これこそ最強の商品開発だ!
この飼育方法は天然キャラであり右脳人間である師匠だからこそできた。
この飼育方法に再現性はない。
再現性がないだけにライバルも真似できない。
競合プレイヤーの参入が難しいだけに販売チャネルはなんだっていい。
お金をかけてスタイリッシュなネットショップを作らなくても、商品に独自性があればヤフオクで充分なんだ。
商品に力があってコモディティじゃないなら、売場なんてなんだっていい。
Eコマースの知識だって不要だ。
僕の師匠には、SEOの知識もWEBマーケティングの知識も皆無だろう。
昭和でアナログな人なのだ。
商品開発っていっても、ホワイトカラーのエリートビジネスマンが会議室で議論したってロクでもない商品しか生まれないだろう。
神がかった一人の天才が画期的な商品を生むんだ。
僕の師匠も一種の変人だ。
変態だ。スティーブ・ジョブズのように。
画面にはとても見た目のよいボタンを配した。思わずなめたくなるだろう
舐めたくなるボタンを開発することに執着するスティーブ・ジョブズ。
熱帯魚を愛の視線で眺めすぎて、水槽の水を魔法の水に変えてしまう僕の師匠。
商品開発は変態の戦場なんだ!!!
最強の商品と強い営業力で成長をドライブ!!
強いMD。
それに輪をかけて師匠は強い営業力を持つ。
特別なコネクションも無いのにテレアポから商談に持ち込み、大手小売店へ熱帯魚を卸しはじめた。
全国展開するその小売店での売上だけでもかなりの額だ。
そして師匠は今日もエネルギッシュに「ガハハ!」と笑いながら、熱帯魚に愛の波動を送っていることだろう。
【おわり】
備考:地道に稼ぐならアフィリエイトでは?
転売も難しい。
せどりもハードルが高い。
ネットショップ販売も儲からない。
僕は、地道な作業が必要だけど僕はアフィリエイトを推奨したい。
「月に5,000円以下の収入が90%以上!」なんて噂も昔はあったけど、近年はアフィリエイト収入も増加の傾向にある。
月3万円以上のアフィリエイト収入があるのは全体の4.0%。
2013年の調査開始以降、アフィリエイターの収入は増加傾向が続く
アフィリエイトは凡人でも稼げる!!
前述した僕の師匠しかり、スティーブ・ジョブズしかり、商品開発こそがECサイトで成功する肝だ。
でも、秀逸なプロダクトの開発なんて一部の天才にしか不可能だ。
誰もがアップルのような秀逸なプロダクト(MD)を開発できるわけではない。
凡人は「日本の家電」のような凡庸(ぼんよう)な商品開発をしてしまう。
だから話題性もないし、ECサイトでも売れない。
ECサイトで利益を出すのは至難の業だ。
それに比べると、アフィリエイトで稼ぐことは現実的だ。
もちろん、簡単ではない。
でもECサイトで成功する比率に比べたら、成功確率は飛躍的に高いだろう。
◎僕が「アフィリエイトは今後もまだまだ熱い!!」と思う理由とは・・・
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