- 冷酷な資本空間&貨幣空間に投げ出されて
- 「年越し派遣村」を想い出してしまう僕
- 誰も頼れない。僕は強くあらねばならない!
- 僕のサラリーマン最後の日は淡々と終わった
- 僕のフリーランス初日が始まった!!
- 冷たい資本空間&貨幣空間にも社会空間の光はあった!!
- 僕は純粋にうれしかったんだ!!
- 備考:最強は貨幣は「信用」だ!!
- 備考:先輩フリーランスの有りがたいアドバイス
- 備考:フリーランスにはやるべきタスクが多すぎる!!
冷酷な資本空間&貨幣空間に投げ出されて
(※今回の記事は作家である橘玲氏の一連の著書にインスパイアされて書かれたものです)
僕は2016年7月1日からフリーランスになった。僕は橘玲氏のいうところの「冷酷な資本空間」に何のバックボーンも持たずに投げ出されたんだ。僕はうまくやっていく自信がもちろんある。でも不安もある。期待でワクワクする。でも恐怖もある。いつホームレスになるかの恐怖を抱えながら生きていくことが、フリー(自由)というもののようだ。
「年越し派遣村」を想い出してしまう僕
(※今回の記事は作家である橘玲氏の一連の著書にインスパイアされて書かれたものです)
僕はふと「年越し派遣村」のニュースを想い出してしまう。リーマンショックの頃、2008年のことだ。もうかなり風化した事件かもしれない。でも僕は衝撃を受けた。昨日まで普通に仕事をしていた人間が、ある日突然ホームレス同然の境遇に陥る事態に。
彼らには頼れる親類も友達や知人もいなかった。そして簡単に資本空間の深い落とし穴に落ちてしまった。ちょっとした引っ越し支度金されも誰からも借りられない人間関係。人と人を情緒的に結ぶ「社会空間」の蓄積がゼロの都市生活者の恐怖。
ぼくたちがその映像に衝撃を受けたのは、非正規労働者の悲惨な境遇とか、世界金融危機の深刻さを知ったからじゃない。ついこのあいだまでごく普通の若者だったのに、彼らには迎えてくれる家族も、貧しさを分かち合う恋人も、援助してくれる友達もいなかったからだ。現代の貧困とは。たんに金銭的に貧しいだけではなく、愛情空間や友情空間を失い、裸のまま貨幣空間に放りだされることなのだ。
(出典:残酷な世界で生き延びるたったひとるの方法/橘玲)
誰も頼れない。僕は強くあらねばならない!
僕たちの恐怖はお金がゼロになることではない。僕たちの恐怖はお金がゼロの時に誰も助けてくれる他者が存在しないことだ。誰も頼れない。ならば、僕は誰よりも強くあれねばならない。
僕は強い。僕はできる。僕は勝てる。僕は強い。僕はできる。僕は勝てる。僕は強い。僕はできる。僕は勝てる。僕は強い。僕はできる。僕は勝てる。。。。。。でも本当の僕は弱い。すごく弱い。でも弱いから強くなれる。負けているから勝てる。
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016年6月26日
僕のサラリーマン最後の日は淡々と終わった
僕のサラリーマン最後の日は淡々と終わった。拍子抜けするぐらい、なんの感慨もない。まあ、リアルな人生なんてそんなものだろう。これはドラマでもスペース・オペラでもない。キャプテンEOじゃないんだ。
僕はつぶやいた。ある疑問について・・・・。
6月30日。長かったサラリーマン生活最後の日。色々な想いが駆け巡る。悔しかったこと。嬉しかったこと。僕は夜空を見上げる。僕は最後にこう思った。「なんで俺のTwitterのDMには女子から今だ1通もメッセが来ないんだ!!!!!!」。そして僕のサラリーマン人生は終わったんだ。
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016年6月30日
僕はメールで取引先や仕事上の友人知人に「退職のお知らせ」メールを出して帰途についたんだ。
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僕のフリーランス初日が始まった!!
有りがたい事に仕事の依頼は沢山ある。フリーランス初日はバタバタと案件処理をしながら、あっという間に終わった。僕はつぶやいた。ある疑問について・・・・。
フリーランスの初日。僕はこの日を一生忘れないだろう。今日という日が記憶に刻まれる。グラビアアイドルへのアポ打診が既読スルーに終わった日という思い出と共に。さあ、企画書書くぞー!!!!
— かえるくん地球を救う (@kaerukun777) 2016年7月1日
なぜだ????なぜ最後の局面で既読スルーなんだ???まあ、いいさ。僕は強い。次の試合に臨むだけさ。
冷たい資本空間&貨幣空間にも社会空間の光はあった!!
でも冷徹な資本空間にも光明はあるのかもしれない。昨日(※サラリーマン最終日)に送った「退職のお知らせ」メールにいくつかの返信がきていた。それは今の僕には涙がでるくらい嬉しいものだった。
それは前の職場の先輩社員だった。今はイケイケで業績の良い会社で働いている先輩からのメッセージだった。
【先輩社員】
◎◎◎(僕の名前)。お疲れさま。
どういうこと??
次は決まっとるの?
【僕】
フリーランスでやっていきます!!
【先輩社員】
おー、なるほど。
最悪は◎◎(先輩の会社)で待ってますよー(笑)
落ち着いたら、どんなことやるのか、
話し聞かせてくださいな。
僕は純粋にうれしかったんだ!!
僕は純粋にうれしかった。こんな40過ぎの僕にも市場価値がまだあること。業績バリバリの会社から誘われたこと。でも本当はそんなことじゃない。単純に僕の事を気にかけてくれる人がいたことが何よりもうれしかったんだ。
だが、僕の挑戦は始まったばかりだ。僕はフリーランスの後ろ盾の無い環境で、どこまで自分自身でできるのかを試してみたい。僕は魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する資本空間で一筋の光をもらって旅路に出たんだ。震える足で。
【おわり】
備考:最強は貨幣は「信用」だ!!
唐突だが、最強の貨幣は「信用」だ。信用は金になるが、金で信用は買えない。上記の今回の件だって、前職での僕と先輩の仕事における信用という貨幣の積み重ねの産物だろう。僕はフリーランスで仕事をしながら「信用」という貨幣を集めていこう!!
◎「信用」という貨幣を集めるちょっとした技術
備考:先輩フリーランスの有りがたいアドバイス
僕は先日、先輩フリーランスとお茶をした。ここでも有益なアドバイスをいただいた。やはり持つべきは良い先輩だ。
先輩フリーランスは言った。「とくかく何でもいいから特化した部分をつくるべき!!「なんでもできます!!」って言ったって、相手だって何をお願いしたら良いのか困ってしまうだろ!!」と。
僕は自分の強みについて沈思黙考した。強みってなんだろう???
ドラッカーは言った。自らの強みにフォーカスせよと。自分の欠点なんてどうでもいいと。放置しておけと。自らの強みを分析できるグッドポイント診断で自分の長所を把握し、今後のキャリアプランに生かしてみよう。
備考:フリーランスにはやるべきタスクが多すぎる!!
イギリス出身のレゲエバンド「UB40」。彼らの名曲に「Many river to cross」という曲がある。そう、僕たちにはやるべき事が多すぎる。渡るべき橋が多すぎる。(※すごく良い曲だ。是非とも聴いてみてもらいたい!!)
そしてフリーランスにはやるべき事務処理が多すぎる。できればバックオフィス業務は簡略化して本業に集中したい。そんな時こそクラウド系サービスだ。僕はクラウド系サービス「ミソカ」で請求書発送業務の簡略化に成功した。次の橋はどこだ??
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