- 僕は「エロ動画師」を引退したはずだった!
- でも事件が起こったんだ!!
- 僕は「第二のDMM」へのチャンスを掴んだのか?
- でも、コンテンツ販売は今回のゴールじゃない!
- ブルセラなんて今でも需要があるのか?
- でも僕は油断していた!簡単に取引は成立すると思ってた!
- 下着販売サイトとは、こんなアングラなサイトだ!!
- このサイトの攻略法とは?それは女子になりきり「ネカマ(ミキ/19歳/女子大生)」になることだ!
- A君から5分で反応あり!
- なぜかA君は無駄話を始めだした!!!(驚)
- ここは「お得感」を演出して、即座にお買い上げいただこう!
- 交渉成立!!!でも戦いはココからだった!!!
- ようやくコンビニにAmazonカードを買いに行ってくれると思ってたのに・・・
- これは「ヤクルトレディ理論」じゃないか!!!
- 新たなメンズ、B君が登場!!!
- でもA君のマイペースなダラダラとした質問は続く!
- エンドレス会話の予感。打開策は???
- 「バイトに行く!」という口実でダラダラ会話を打開しよう!
- 「B君」にもメールを送ってみよう!!
- B君もお喋りで、A君以上に変態だった!!!
- ここで予想外の価格交渉
- ここで予想外の変態質問がB君からやってきた!!
- 僕のアカウントは削除されており、メールは受信拒否に!!
- 備考:編集後記
僕は「エロ動画師」を引退したはずだった!
僕はエロ動画師としてデビューした。
そして、エロ業界の潜入記をレポートにまとめたのが下記の記事だ。
僕はこの記事で「エロ動画師」としての活動を総括したつもりだった。
引退するつもりだった。
でも事件が起こったんだ!!
僕は「素人のエロ動画でも売れる!マネタイズは可能である!」事を証明した。
それで充分だと思っていた。だから「引退宣言」もした。
でも、状況が変わった!!僕は思いついてしまったのだ!!
僕は親友であり悪友である、ある友人とランチで雑談をしていた。
友人は言った。
エロ動画とセットで「ブルセラ(コスプレ衣装や下着)」も売れば、もっと稼げるんじゃねーの????
僕の脳内に電流が走る。
試しに、2作品目の子のコスプレが僕の会社のロッカーに無造作に置かれていたことを思い出した。
それを超マニアックなオークションサイトに出品してみた。
すると・・・・
ガンガン反応が来た!!!
僕は「第二のDMM」へのチャンスを掴んだのか?
僕はエロ動画師を引退したつもりでいた。
でも、これは金脈かもしれない。
まずは自ら「これは超・稼げる!!!」という事を証明して、その後は若いメンズに外注すればいい。ノウハウを教授して、フランチャイズ形式でロイヤリティをもらっても良いし、バックマージンを受けとる商流でもOKだ。
だから「ブルセラ師」として1作品だけエロ動画撮影に復帰する必要があった。
1本だけ・・・・・。
でも、コンテンツ販売は今回のゴールじゃない!
そう。今回の目的は「ブルセラ販売」を起点に複数のキャッシュ・ポイントを設計することだ。
この使用済みのブルセラを販売することがスタートだ。
ブルセラなんて今でも需要があるのか?
これについては僕のエロビジネスの教科書である『エロい副業』より、該当部分を引用しよう。
これが今でも根強く需要があるんです。
女の子本体と同じくらいに・・・。
いや、それ以上に、パン染みとか、制服の匂いがたまらんっていうマニアが
沢山いるんですよ。
嗅覚と味覚で楽しみながら、妄想オナニーするんです。
僕は、そういう欲望をうまく商売に昇華させてるんですよ。
むしろ昔より美味しいビジネスらしいのだ。
錬金術のように何でも売れる世界。夢のような世界だ。
需要も供給も少ないからこそ、超マニアに高値で売れるんです。
他にも、経血付きのタンポンとか、耳カス付き綿棒とか、歯クソ付き歯間ブラシとか、ありますよ。
汚物系は見逃せません。
爆発的な売上こそ見込めないけど、一定の売上をマニアが支えてくれますからね。

エロい副業 個人が個人にエロを売る一億総AV時代 (コア新書)
- 作者: 鳥胸インターネット
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2016/11/02
- メディア: 新書
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◎書籍「エロい副業」の書評記事はこちら
でも僕は油断していた!簡単に取引は成立すると思ってた!
僕は前回の異様なほどの反応の良さから、今回の取引も簡単に成立すると油断していた。
でも、それが間違いだったんだ。
変態マニアとの熱い交渉、ハードなネゴシエーション。
下着販売サイトとは、こんなアングラなサイトだ!!
(※汚いので写真は削除しました!)
これがトップページ。メイン画像が「きつい!」ので、フォトショップで「ぼかし加工」をしている。マジで「きっつい!!!」印象だ。
販売ページには下記のような「商品情報ページ」が羅列されている。
「臭い上履き」も出品されている!!
僕は「時空が歪んだ世界」に紛れ込んでしまったのだろうか?
こんなもの、お金をもらってもいらないだろう。
でも、どうやらマニアにとっては違うらしい。
このサイトの攻略法とは?それは女子になりきり「ネカマ(ミキ/19歳/女子大生)」になることだ!
このサイトは、女子高生や女子大生が自分自身で販売することが醍醐味のサイトのようだ。
だから僕も「ネカマ」になることにした。
僕の設定は「ミキ/19歳/女子大生」というものだ。
■ミキ(僕)の商品ページ ===================
ミキ/19歳
ハメ撮りが趣味です。
エッチの時に着用していた下着とコスプレ衣装です。
・スケスケのブラ
・Tバックパンティ
・コスプレ衣装
・着用シーン動画(全裸からの着用シーン/約6分/USB)
料金:一式 20,000円
お支払いはアマゾンギフトカードにてお願いします。
郵送のみのお取引です。
===============================
支払いは「アマゾンギフトカード」にすることがポイントだ。
僕の銀行口座(※男性名義の口座)なんて、もちろん使えないからだ。
あえて、リアリティと素人感を出すために「着用シーンのみの動画」にしたのもポイントだ。これならガチで19歳のエロい女子大生がスマホで撮影したニュアンスをアピールできるだろう!!!
A君から5分で反応あり!
早速、メールがきた。
A君:=====================
『動画は何本あるんですか?』
==========================
ミキ(僕)の回答。
■ミキ(僕)の返事 ======================
こんにちは。
ミキです。
動画は1本のみです。
私が全裸から下着着用、コスプレ着用、
そしてちょっとエッチな事をしてる約6分くらいの動画です。
===============================
動画の本数にこだわるとは予想外だった。
本当は「ハメ撮り動画」もあったけど、あえてリアリティを出すために「着替えシーン動画」のみを出品したのに・・・・。
なぜかA君は無駄話を始めだした!!!(驚)
■A君の返事 ========================
もっとあるのかと思いました!T_T
大学生ですか?
===============================
やはり動画の内容を気にしているようだ。
そして無駄に「大学生ですか?」なんて質問してきているのも気になる・・・。
ここは「お得感」を演出して、即座にお買い上げいただこう!
■ミキ(僕)の返事 ======================
女子大生です。
買っていただけるなら、
恥ずかしいんですけど、特別にフェラシーンも入れた動画をサービスします。
本日中に決定いただけると嬉しいです。
===============================
特別に「動画サービス特典」もつけた!!!
「本日中」での特別サービスにすることで、意思決定の背中の後押しをする。
さあ、もう買ってくれ。アマゾンカードの番号を教えてくれ!!!
交渉成立!!!でも戦いはココからだった!!!
そして、交渉は成立。予想通りのスムーズな交渉だった。
でも・・・・・。
■A君の返事 ========================
買います!(^o^)
若いのに経験豊富なんですね!
===============================
僕は油断していた。
ここからA君の怒涛(どとう)のダラダラ会話が続くことになるなんて・・・。
■A君の返事 ========================
取引、彼氏にバレたりしないですよね?
===============================
え、A君は何を言っているんだ????
ミキ(僕)の彼氏にバレようが関係ないだろう。
■ミキ(僕)の返事 ======================
大丈夫です。
心配してくれてありがとうございます !(^^)!
では、アマゾンカードの番号をメールを
お待ちしてますね。
===============================
ようやくコンビニにAmazonカードを買いに行ってくれると思ってたのに・・・
これでメールのやり取りも完了だろう。
でもA君からは予想外のメールが返ってきた。
■A君の返事 ========================
初エッチはいつ頃だったんですか?
===============================
これは「ヤクルトレディ理論」じゃないか!!!
僕はようやく気づいた。
これは僕が命名した「ヤクルトレディ理論」じゃないか!!!
ヤクルトレディ理論とは下記のような概念を指す。
例えば「ヤクルト」。僕はヤクルトレディの個人宅配を利用している。
あれは「ヤクルト」という商品を買っているんじゃない。「ヤクルトレディのお姉さん(おばちゃん)とのマッタリとした雑談の時間」を買っているのだ。
「ヤクルト」と効果効能が似た商品なんて、コンビニにいくらでも存在する。
今回の例でいうと・・・・
この下着サイトに集う非モテ男子は「素人の若い女の子とダラダラとメール会話する権利」を買っていたのだ!!!
その付帯商品として「下着」が存在するんだ。
だとしたら・・・・
このダラダラ会話は、いつまで続くのだろうか?
どうやって入金を迫れば良いのだろうか?
僕はとことんA君のニーズ(若い子と会話したい!)に付き合ってみることにした。
■ミキ(僕)の返事 ======================
え、恥ずかしいですね。
16歳の時ですね。
===============================
初体験はいくつの設定にしよう???
こういう非モテ君に「14歳です!」って返答すると、ドン引きされそうだ。彼たちは女性にファンタジーと聖なるものを求めているだろうから。
だからといって、あまり遅い年齢にすると「かわいくない子の雰囲気」が出てしまいそうだ。
だから「16歳」と回答してみた。
さて、A君は何と返信してくるんだろう???
■A君の返事 ========================
えーっ!そんなに早かったんですか?
((((;゚Д゚)))))))
大人の男性とお付き合いしてたんですか?
===============================
え、そんなにビックリする発言(年齢)なのかなー???
だし、「大人の男性」ってワードが意味不明すぎる。
「援助交際」的なイメージを勝手に妄想して楽しんでいるのだろうか?
だが、ここで新展開が生まれる。
新たなメンズ、B君が登場!!!
ここで、新たに「B君」からメールが届く。
よし、ちょうど良い。このB君(※他の買い手)の存在をアピールすることで、A君に入金を迫ってみよう。
■ミキ(僕)の返事 ======================
そうですね。
学校の先輩です。
すいません、他の方も「買いたい!」という方がいるんですが、
本日中にアマゾンの手配は可能ですか。
違う方は「明日の朝には払えます!」って言ってくれていて・・・。
===============================
でもA君のマイペースなダラダラとした質問は続く!
B君というライバルの出現により、入金を焦ってくれるのを期待した僕。
でもA君のマイペースな質問は続く。
■A君の返事 ========================
今日中可能ですよ!(^o^)
お友達の中で経験一番早かったんですか?
===============================
え、(初体験の年齢トークを)まだ粘るの????
そんなにミキ(僕)の初体験の年齢が気になるのだろうか。
うーん、だるくなってきた。。。。。
時間を空けながら返信しよう。
■ミキ(僕)の返事 ======================
そんなことないですよ。
普通です。
===============================
エンドレス会話の予感。打開策は???
困った。こんなに質問攻撃がエンドレスに続くとは・・・。
まさに「ヤクルトレディ理論」。
下着をゲットしたいというより、素人の若い女性との会話を楽しみまくっているA君。
A君からの返信が秒速で到着。
■A君の返事 ========================
マジっすか?
普通!
早い子はいつ頃だったんですか?
===============================
面倒くせー!!!
だし、いつの間にかミキ本人じゃなくて、ミキの友達の初体験の年齢のトークに切り替わっているし・・・・。
僕(ミキ)は返信する。
■ミキ(僕)の返事 ======================
早い子は中学生ですかね。
===============================
A君からまたも秒速で返信がきた。
■A君の返事 ========================
えーっ!本当の話ですか?
((((;゚Д゚)))))))
===============================
やっぱ無理!!!
だし、A君、本当に金を払う気あるのだろうか???
どうしよう?
ここで「あ、バイトの時間なんで・・・」「支払いだけよろしく!」ってのもアリじゃないだろうか?
「バイトに行く!」という口実でダラダラ会話を打開しよう!
バイトの設定は「キャバクラ嬢」ってのが、A君は喜びそうだ。
やっぱり男性にはファンタジーを提供しなくてはならない。
■ミキ(僕)の返事 ======================
本当ですよ。
あ、バイトに行かないといけなくて・・・。
キャバクラでバイトしてるんですけど、
今日は同伴で夕方からお客さんと食事をしないといけなくて・・・。
アマゾンの件、
よろしくお願いします。
夜に確認してメールしますね!
ミキ
===============================
よし。これでA君とのダラダラ会話を回避できたぞ!!!
それなら、ちょっと「B君」にも保険をかけておこう。
「B君」にもメールを送ってみよう!!
A君がドタキャンする可能性もある。
それに、ブルセラは『1点モノ』だけど、ハメ撮り動画はデジタルコンテンツなので無限に複製が可能だ。
A君がドタキャン時には「ブルセラ」を買ってもらう確約を取りつつ、ついでにデジタルコンテンツをセールスしてみよう。
■ミキ(僕)のB君へのメール==================
こんにちは。
メールありがとうございます。
実は先に連絡をいただいた方がいまして・・・。
その方は「本日中に入金」を約束いただいてるのですが、
その方がキャンセルされたら、是非ともお願いしたいです。
本日中にご連絡しますね。
もし、その方からの入金があった場合、
下着は無くなってしまうのですが、
動画のみをお買い上げいただくことは可能ですか。
ミキ
===============================
B君からも秒速で返信メールが到着する。
「買います!」と。
さて、いくらに値付けしよう。
デジタルコンテンツは複製コストがゼロ円だ。
ならば、良心的な値段でサクッとお買い上げしてもらおう。
ミキ(僕)のB君へのメール==================
ありがとうございます。
では、動画のみなので「3,000円」にていかがでしょうか。
アマゾンカードのご手配をお願いします。(^^♪
アマゾンカードの番号を確認できましたら、
メールにてお送りしますね。
私のスマホで撮影した動画になります。
ミキ
===============================
B君もお喋りで、A君以上に変態だった!!!
僕はまだ油断していた。
B君がA君以上のお喋り好きで、かつ変態であることに気づかなかった!!
■B君の返事 ========================
パイパンですか?
===============================
え、初対面の女子(※ネカマの僕)に対して、いきなり「パイパンですか?」だと!!!!!!!!!
だし、会話がかみあっていない。唐突すぎるだろ!!
え、お前。。。。この世界は初対面の女性に対して、そんなコミュニケーションをする世界なのか???
僕の常識が間違っているのか???
時空が歪んでいる!!!
でも、僕の作品のモデルは実際にパイパンだったのだ。
■ミキ(僕)のB君へのメール==================
そうですね。
剃ってますね。
ミキ
===============================
ここで予想外の価格交渉
ここで想定外の出来事が起きる。
価格交渉が入った。
そして、それは「通常の価格交渉」とは異なるものだったのだ。
普通、価格交渉というものは「買い手の値引き交渉」を指すのが一般的だろう。
でもマニアのB君の価格交渉は対極のものだったのだ。
■B君の返事 ========================
パイパン大好きなんで、プラスアルファしましょうか?
===============================
さすが、パイパン好きのマニアだ。
でも、僕はマニアックな変態との会話に疲れていた。
とにかく商談を成立したかった。
クロージングしたかった。
別に金額の増額交渉なんて、もうしたくない!!!!!
ここで予想外の変態質問がB君からやってきた!!
さあ、本当に商談を終わらせよう!!!
終わらせたい!!!!
でも、ここでB君から予想外の質問がきた。
B君は単なるパイパン好きではなかったのだ。
子供服だと!!!!!(驚)
こいつはマジでガチの変態ロリコン野郎じゃないか!!!
うーん。。。
下手にこの会話に迎合しない方が良いだろう。
だって、ネカマのミキ(僕)は女性の服も、当然ながら女性の子供服も持っていないのだから。。。。。。。
B君に入金を催促すると、「明日の夜になります!」って返答だ。
なんで、即座に入金してくれないの!!!!
こいつもA君と同様に「バイトって理由」で一旦は会話を終了しよう。
さてさて。。。A君とB君への商談は終了した。
あとは明日の入金を待つばかりだ。でも、そこで事件は起こった。
僕のアカウントは削除されており、メールは受信拒否に!!
次の日。
あれ、入金がまだだな。取りあえず、B君にメールで催促をしてみよう。
ところが!!!!!
メールが返ってきたしまった。受信拒否だ。
え???????
僕は下着サイトの僕の販売ページをチェックする。
なんと・・・・
僕の販売ページは管理人によって削除されていた!!!
恐らく管理人から、A君とB君にも通達がいってるのかもしれない。
それか、A君とB君ともに最初から下着を買う気なんて全くなく、単に素人の若い女の子とメール会話を楽しみたかっただけなのか???
その説の方が濃厚だろう。
だって、下着サイトの管理人がそれほどマメにメンテナンスとサイト管理をするとは思えない。
だとしたら、あいつら(A君とB君)は変態で悪(ワル)だ。
女の子を会話でイジり、「すぐに入金するから・・・」と言いつつ「初体験はいつ?」「パイパンですか?」なんてエロ質問で楽しんでいるのだから・・・。
下着販売サイトは女も男も魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界なのか???
ミキ(僕)は、変態野郎に蹂躙(じゅうりん)されていたのか????
【つづく】
◎後編はこちら
備考:編集後記
今回の記事を書いた経緯。
今回の記事は当初、noteプラットフォームで100円で販売していた。
手前味噌だが、とても好評でよく売れていた。
でも・・・
note運営事務局の判断により、公開停止の発禁処分を受けてしまったのだ。
僕は本記事の一連のエピソードを世の中(WEBの世界)に残しておきたかった、
だから無料ブログで公開したのだ。
でも・・・・
今後も新たなテーマを思いつけば、note販売にも挑戦するつもりだ。
そのために・・・僕のnoteアカウントをフォローしておいていただけると幸いだ。